獅子の胎動 の商品レビュー
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国王と言う 因果な商売 商売というと語弊があるのかもしれないけど、 役割としてはあり 誰かがしなければならない 変わってもらえるのならば 変わって欲しいし、 自分よりも巧みに立ち回れる人なんて山ほどいるのはわかっているけど なんの因果かやらないわけには いかなくなった立場 責任ばかり多く うまくやって当たり前で 自分らしくあることは二の次で 王様らしくあることを求められる 今までの関係が全てなくなり 生まれてからの全てが リセットされてしまうような いくばくかの自由の方を 選びたくなってしまう気持ちがよくわかる いきなり王様やって欲しいと言われたときに 喜んでやろうと思う人ってどれくらいいるのだろうか
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[江東区図書館] デルフィニア戦記6巻。 読んだのは遠い昔。デルフィニアで知った作者、続けてスカーレット・ウィザードも読んだはず。図書館でふと田中芳樹(銀英伝)のシリーズが並べられているのを見たらその手のライトノベルが懐かしくなって、当時好きだった菊池秀幸と茅田砂胡を探してしま...
[江東区図書館] デルフィニア戦記6巻。 読んだのは遠い昔。デルフィニアで知った作者、続けてスカーレット・ウィザードも読んだはず。図書館でふと田中芳樹(銀英伝)のシリーズが並べられているのを見たらその手のライトノベルが懐かしくなって、当時好きだった菊池秀幸と茅田砂胡を探してしまった。 好きと言いつつ記憶力のない自分に感謝。 大分ストーリーやラストの記憶が欠けていたスカーレットと違って、流石に何回も読み返したこちらのシリーズは割と細かいところまで覚えている、というか読んでもそうそう、と思い出せた。 ★デルフィニア戦記(王女グリンダ)⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ⇒天使たちの課外活動⇒トゥルークの海賊⇒海賊と女王の航宙記 ★桐原家~、もものき~
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デルフィニア戦記六冊目。 前巻で他国との取引により、国王失脚を狙った公爵家のバルロの叔父でしたが、その企みはバルロの知るところとなり…、更に王女暗殺を狙っていた暗殺者の背景も徐々に判明。 国内、国外からの問題をどう切り抜けるか、というのが今後の楽しみ。 それにしても王女リィの計り...
デルフィニア戦記六冊目。 前巻で他国との取引により、国王失脚を狙った公爵家のバルロの叔父でしたが、その企みはバルロの知るところとなり…、更に王女暗殺を狙っていた暗殺者の背景も徐々に判明。 国内、国外からの問題をどう切り抜けるか、というのが今後の楽しみ。 それにしても王女リィの計り知れない力も他国が気にしだして物騒なことこの上ないのに、相変わらずの国王と王女コンビ。その周りもなかなかの強者ばかりで、物騒なのに読んでいて安心します。
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極秘の国王命令で、国王の仲裁を無視してマグダネル卿を討つことになったバルロ。(ややこしいな) そのバルロより先にマグダネル卿を殺すようファロットの組織に銘じられるシェラ。 しかし、結局バルロがマグダネルを討ち、そのうえ凄腕の殺し屋であるシェラよりもはるかに腕の立つ殺し屋が出現する。 国対国の駆け引きもさることながら、ファロットという暗殺請負組織が興味深い。 何も知らない子どもの頃から、村をあげて殺し屋を育て上げる。 というところまではシェラも知っていることだが、どうもそのような組織が各地にいくつもあるらしい。 自分が絶対と思って信じていたものが、実は大勢の中の一つだった。 これはある意味、親離れの話だろう。 自分自身というものを持ったことのないシェラが、どうやって自分になっていくのか。 それもこれからの楽しみだ。
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デルフィニア戦記6。 陛下の右腕とも言うべき公爵とその叔父との対立。 その背後に潜む暗殺集団。 生まれた時から暗殺者として育てられる一族とは。 親族同士の争いは醜くて切ない。 相変わらず命を狙われる続けるリィだけど、安心して見てられるので、むしろ休息のような。 リィもウォルも...
デルフィニア戦記6。 陛下の右腕とも言うべき公爵とその叔父との対立。 その背後に潜む暗殺集団。 生まれた時から暗殺者として育てられる一族とは。 親族同士の争いは醜くて切ない。 相変わらず命を狙われる続けるリィだけど、安心して見てられるので、むしろ休息のような。 リィもウォルも王族らしくないから魅力的。
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副題は、捨てられた犬。ナシアスがかっこいい!6巻目にして、バルロとナシアスのキャラがようやくわかってきた。にしても最後の愛妾発言にはびっくり!早く続きを読まなくては。
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バルロとウォルの示し合わせた腹芸が見ものだった.雨降って地固まる感のあるこの巻,万事めでたしかと思えば最後に怪しい女(愛妾)登場.
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バルロが叔父を討つ。 隣国も不審な動きをしている。 リィとシェラの関係は新たな形に展開した。 ファロット一族の動きが楽しみ。
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図書館で。捨てられた犬でもよかったんじゃないかなあ?タイトル。とりあえずすごい所で終わってます。ウォルはなんか短髪のイメージだったんですが結構長かったんですね。挿絵で知った。
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ウォルの欠点が見当たらないなぁ。 リィはまぁ、人外(!)らしいのでいいとして、ウォルも神様みたいなパーフェクトぶり。 女性関係に疎いというのも、私から見れば欠点ではなくむしろ好ましい部分だ。 周囲を欺くためとはいえバルロへの怒りっぷりは半端なくて、実情を知っている読者なはずの私まではらはらする始末。(単純すぎる私) そのバルロに対して肩を抱き謝罪する姿にうっかり涙腺が緩んじゃったぜ、このやろう。 後に獅子王と呼ばれるだけのことはあるわ。まさに「獅子の胎動」のタイトルに相応しい内容。 刺客としてリィの元へ送り込まれたシェラは、予想通りの位置におさまった。 暗殺集団ファロット一族を統べる者。 豊かな大国、デルフィニアを虎視眈々と狙う隣国。 物語のスケールは広がり続ける。今後も目が離せない。
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