野生の風 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
【野生の風】 村山由佳さん 染織家の多岐川飛鳥は各国の 染織技術を見てまわるのが趣味であった。 ベルリンの壁が崩壊した夜、彼女はドイツで藤代一馬と出会った。 彼はアフリカを主とした野生動物の写真家であった。 一馬はアフリカのすばらしさを彼女に伝え、 染め物や織物の仕事をしているなら、 是非ともアフリカに行くべきだと言った。 彼に惹かれつつも日本に戻った飛鳥はアフリカ行きを決意する。 アフリカでは感動の連続であった。 アフリカの自然は彼女の価値観すらも変えるほどに 壮大で優美であった。 そして、彼女はアフリカで偶然一馬と再会する。 お互いに惹かれあう二人はやがて結ばれるが、 ある出来事が二人を別れへと導いてゆく。。 ☆ 初めて読む村山由佳さんの本。。 思っていた程の感動は無かった。 きっと辛い恋愛をしている時に読んだなら 感じ方も違っただろうな。
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「あの空の青を染めたい」 という出だしがすき。 アフリカの地で、青い空見ながら、この出だしの文章をいつも繰り返してた。 悲しいくらいに切ない最後だけれど アフリカの力強さとアフリカの色がとってもきれいな一冊。 ストーリー設定はちょっとありえない想像の世界だが。
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内容(「MARC」データベースより) 今をときめく人気染織家・多岐川飛鳥、野生動物の生命を撮り続ける藤代一馬。ベルリンの壁崩壊の夜の宿命の出会いから、サバンナの大地にくるまれた官能のひととき、そして慟哭の終曲へ。感動の超恋愛小説。
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天使の卵読んだら、村山由佳が好きになったので 友達から借りました。 ケニア☆ 懐かしいです、また行きたくなりました 登場人物のふとした言葉に いろいろと考えさせられました。
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染色家とカメラマンの話。 雄大なアフリカと美しい染物が見えそうな感じがした。 二人の出会いから惹かれあう様子は奔放な感じで良かった。 最後は、結局はそういう選択をしないといけないのね、受け入れないといけないのね、と哀しく思った。
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昨夏のケニアでの思い出が蘇える。ケニアの大自然に魅了されてやまない私は、野生になりきれない都市型人間の悲劇なのかもしれないなあ。
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染織家の女性とカメラマンの恋物語なんですけど・・二人とも魅力がない。ヒロインは独善的だし、相手役は平べったい。むしろ、女性の恋敵になる友達、カメラマンの義弟に興味を引かれる。ただ、染色に関する話、アフリカの描写などは秀逸。いかにも運命的な出会いや出来すぎの両思い恋の行方は、くどく...
染織家の女性とカメラマンの恋物語なんですけど・・二人とも魅力がない。ヒロインは独善的だし、相手役は平べったい。むしろ、女性の恋敵になる友達、カメラマンの義弟に興味を引かれる。ただ、染色に関する話、アフリカの描写などは秀逸。いかにも運命的な出会いや出来すぎの両思い恋の行方は、くどくてしらける。人物の肉付けが、設定の広さに負けてる感じ。ケニアかぁ〜、行ってみたい(^_^)
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出会いと別れの繰り返し。よくあるパターンだけど、なんとも切ない。でも、出会わなければ良かったとは言いたくない。
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風景の描写がきれい この本を読んでいると彼女たちが見た風景を私も見ている気になっていた この結末さえもが風景の1つとして閉じ込められていく
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村山由佳さん、メッチャおすすめです。内容は読んでからのお楽しみ。外国の話もあるので、夢の世界に連れて行ってくれ于r感じ。でも不幸もある。
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