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史伝 伊藤博文(下) の商品レビュー

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2016/02/28

下巻は、前半に比べ、ロシアという敵役が出てくることで、話がわかりやすくなってきた印象。 ロシアの覇権主義の侵攻を食い止めるため、日本は挑戦に進出する。 朝鮮をロシアに抑えられたら、日本も危機に落ちいることは明白だった。 ただ、そのため朝鮮半島の人たちが大国にはさまれ、犠牲になった...

下巻は、前半に比べ、ロシアという敵役が出てくることで、話がわかりやすくなってきた印象。 ロシアの覇権主義の侵攻を食い止めるため、日本は挑戦に進出する。 朝鮮をロシアに抑えられたら、日本も危機に落ちいることは明白だった。 ただ、そのため朝鮮半島の人たちが大国にはさまれ、犠牲になった部分は否めない。 この本を読む限りでは、朝鮮人が伊藤博文の暗殺を考える理由もわからないではない。 おそらく、伊藤博文自身もそういうこともあるだろうという覚悟の上の行動だったのでは。 きっと、誰かがやらなければならないことを、まさに命をかけて取り組んだ政治家、それが伊藤博文か。

Posted byブクログ

2009/10/04

私の中では「醒めた炎」と双璧を成すような(分厚さ含む)本。主に、初期明治政府の動向が中心で伊藤の活躍を追っている感じです。事前知識があったほうが読みやすいと思います。

Posted byブクログ