長崎の鐘はほほえむ の商品レビュー
自分もまだ小さいのに、早くにお母さんを亡くして妹を守る姿が目に浮かぶと泣けてくる やがてお父さんも亡くなってしまうし 小さな兄妹で支え合って生きていたのが、よく分かる 学校に提出する家族の書類に 母親、爆死 と子どもに記入させるとか配慮がない… 今の時代じゃありえない 如己...
自分もまだ小さいのに、早くにお母さんを亡くして妹を守る姿が目に浮かぶと泣けてくる やがてお父さんも亡くなってしまうし 小さな兄妹で支え合って生きていたのが、よく分かる 学校に提出する家族の書類に 母親、爆死 と子どもに記入させるとか配慮がない… 今の時代じゃありえない 如己堂にいつか行きたい 永井先生の話を聞いてから、なぜかロザリオが欲しくなる 全く、宗派とか関係ないんだけども… 永井先生も小さい子どもたちを置いて亡くなってくことを感じた時 少しでも生きようとした気力とか、親となって共感した おばあちゃんが娘(子どもたちの母)の遺体を見つけても、すぐに子どもに言えない気持ちも分かる 平和な毎日が続いて欲しい
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「長崎の鐘」などの著書で知られる 永井隆博士の小さなお住まい『如己堂』を 訪れたくて、体調の良いときを見計らって 神戸から長崎まで一人旅してきました。 「永井隆記念館」でこの本を求めました。 著者のご子息誠一氏はすでに亡くなっておられますが、そのご子息が館長を務めておられました。 若くしてご両親を亡くされた誠一氏の淡々とした文章は胸を打ちました。 『平和を』強く強く願った隆氏と誠一氏の言葉です。 平和とはいえないこの世界 私はどうすればいいのかたたずんでしまいます。 『研究と 平和を祈り 逝った父』
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