日本の陸軍歩兵兵器 の商品レビュー
自衛隊発足以前の明治~昭和・終戦くらいまでの日本の陸軍歩兵兵器について白黒写真を交えながら分析した本。素人の自分にはこのような軍事マニアの読む本を手に取ってしまい『読む本を間違えた』感無きにしも非ず。兵頭氏の他の作品はわりと読みやすい本もあるのだが本書はガチガチのマニア向けのよう...
自衛隊発足以前の明治~昭和・終戦くらいまでの日本の陸軍歩兵兵器について白黒写真を交えながら分析した本。素人の自分にはこのような軍事マニアの読む本を手に取ってしまい『読む本を間違えた』感無きにしも非ず。兵頭氏の他の作品はわりと読みやすい本もあるのだが本書はガチガチのマニア向けのような気が。氏のこの分野の造詣の深さには驚かされる。本書には様々な兵器が出てくるが日本陸軍に共通して言えることは弾薬量では他国に対抗できない(貧乏だから)と自認するがゆえの命中率主義、さらに夜襲を好み、一発も発射しないで白刃をひるがえして敵地に切り込んでいくという当時の陸軍の誤った気風みたいなものも見られる。また最前線で兵器を実際に使ってみて不具合があったらそれをフィードバックして次の兵器改良に役立てるという事の地道な繰り返しが行われたという事も認識した。詳細→ https://takeshi3017.chu.jp/file10/naiyou29906.html
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