子どもに語る日本の昔話(1) の商品レビュー
多摩図書館が編集した、子どもへの読み聞かせに適した推奨本の一冊。 「昔話は、タカラの山です」として紹介。
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言葉遣いが古かったり、方言が多かったり、 自分が娘に読むにはどうかと思うお話が多かったです。 やまんばとか怖いのも多いし、 小学生になって、「地元の民話を調べてみよう!」 みたいな教材としてはすばらしいと思います。 寝る前の読み聞かせに使おうとして、挫折、です。
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「児童青少年の読書資料一覧」(『改訂 児童 サービス論』樹村房)の「幼児から小学校初級 むき」で紹介されていたので、図書館で借りた タイトル通りの昔話集 古屋のもる・さるの生き肝(①)・うぐいすの里・犬とねこと うろこ玉・みそ買い橋・うりひめ・こんな顔・さる地蔵(②)・夢見小僧...
「児童青少年の読書資料一覧」(『改訂 児童 サービス論』樹村房)の「幼児から小学校初級 むき」で紹介されていたので、図書館で借りた タイトル通りの昔話集 古屋のもる・さるの生き肝(①)・うぐいすの里・犬とねこと うろこ玉・みそ買い橋・うりひめ・こんな顔・さる地蔵(②)・夢見小僧(③)・舌切りすずめ・たかに さらわれた子・三人兄弟・田の久・地獄からもどった男・じいさとかに・おおかみの眉毛・こぶとりじい・風の神と子ども・歌い骸骨・大工と鬼六・馬子と山んばばあ・つる女房・朝日長者と夕日長者・笠地蔵・果てなし話(④) ①「浦島太郎」も実はこのためだったら…と裏設定を勝手に想像してどきどきしてしまった ②なんだかかわいいおはなしで、気に入った ③群馬のおはなしで、擬態語「ツーイツーイ」や「ムユーン」がおもしろくて、笑ってしまった ④さっぱり意味が分からなかったけれど、どうやらそれがミソのようで意外で、このような型があることを初めて知った 「あとがき」が親切で、昔話を語った際の子どもの反応が記されてあり、参考になった これほどの方言まじりのお話を覚えて語るなんてとても難しそう
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日本の昔話集。「歌い骸骨」目当てで読んだ。 民話は語るものである、という考えのもと、各地で集められたお話を語り口をなるべく残して収録したという。 だからきっと、語り手によってうまい下手があるんだろうと思う。 擬音や表現の面白いものもあれば、え、そこで終わっちゃうの!?というものも...
日本の昔話集。「歌い骸骨」目当てで読んだ。 民話は語るものである、という考えのもと、各地で集められたお話を語り口をなるべく残して収録したという。 だからきっと、語り手によってうまい下手があるんだろうと思う。 擬音や表現の面白いものもあれば、え、そこで終わっちゃうの!?というものもある。 平和的な決着が多いのは、そういうものを選んでいるのだろうな。 (たとえば瓜姫が皮をはがれたりはしない) 昔話タイプのものだけじゃなくて、落語のものも入っている。 ほとんどの話を知っていたのは、私がアニメ日本昔話で育ったからだ。 類話が採集されていないらしい「風の神とこども」もアニメ絵本で持ってた。 私はアニメ日本昔話の恩恵をものすごく受けている。 最後の、「果てなし話」が面白かった。 棚田のかえるが延々と下の田に飛び降りるだけの話。 お話し会の気分をかえるときに使うと解説があったけれど、これは「羊がいっぴき」的なものなんじゃないかな? 章題の下に入る小さな版画のカットがかわいい。
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