通信ソフトウェア工学(カテゴリー2) の商品レビュー

白鳥則郎(編者)

2012/01/04

通信ソフトウェアの状態遷移モデルとして、
SDL, Estelle, Petrinet, Statechartsを紹介している。

仕様記述としては、LOTOS,ASN.1を紹介している。
プロセス代数としては、HoareのCSP(Communicating Sequencial Processes),MilnerのCCS（Concurrent Communication System)があり、CCSを基礎としてLOTOSの定義がある。

通信ソフトウェアの試験方法としては、
単体試験
結合試験
総合安定化試験（負荷試験、故障試験、出グレード試験、性能試験、長時間安定試験、再開試験、保全試験、マニュアル試験、方式最大容量試験、移行試験）
プログラムの静的解析ツール
プログラムの動的解析ツール
試験実施支援ツール
がある。

試験仕様記述言語としてTTCNを紹介している。。
品質目標としてISO/IEC 9126を参考文献に示している。