大野広子画集 の商品レビュー
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図書館。(なんで表紙イメージがないのか!)目当ての画集を探している時に、孔雀のような色彩の背表紙に引き寄せられて手に取ってみた。実際は海の絵で、孔雀ではなかったけど、構図など面白かったので借りてみた。全く知らない画家さんでしたが日本画家。私が知ってる日本画って少ないけれど、大概紺色に反応してるなあと苦笑。表紙の絵は36「水園図屏風」として全体図が載っているが、やはり全体の上に枠を取られるとかなり縮小されてしまうので表紙程の色彩のインパクトがない。こうゆうものは是非本物を見たいなあ。絵にそもそも詳しくないけど、日本画なのに24「星の妖精達 森の梟」71「短夜」などはメルヘンチックで面白い。構図として驚かされたのは44「ムーンライズ」〜52「遠景2」61「砂漠と星」。特に44「ムーンライズ」と49「日月図」61「砂漠と星」66「銀河3」は惹かれる。銀河は着物の図としても斬新でいいかもと思った。75「竹林」も地面が金色に見えて今にもかぐや姫が出てきそうな竹林だと感じた。この画家さんは、是非本物が見たい方になりました。
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