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ROMMY の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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「葉桜の季節に君を想…

「葉桜の季節に君を想うということ」の歌野氏の転換点となった作品。ファンならば必読。

文庫OFF

殺人の謎やそこに至る…

殺人の謎やそこに至る論理はイマイチ。しかしROMMYの秘密はまずまず。

文庫OFF

序盤話があっちこっち…

序盤話があっちこっちに跳ぶので、ストーリーが解かり難い。それと不必要な遊び心が多数あり、そっちに走る前に、作品の質を上げる方に、力を持っていって欲しかった。

文庫OFF

2012/12/03

イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/1898611.html)

Posted byブクログ

2009/10/07

知人が読んで、面白かったと言うので、読んでみたが、私には語り手がころころ変わったり、時代背景が行ったり来たりで、何となく、のめり込むことなく終わってしまった感が強い。 小説の形としては、今までになく斬新なのだけれど、それぞれの語り手が自分勝手で、誰も誰かを思いやるようなシーンはほ...

知人が読んで、面白かったと言うので、読んでみたが、私には語り手がころころ変わったり、時代背景が行ったり来たりで、何となく、のめり込むことなく終わってしまった感が強い。 小説の形としては、今までになく斬新なのだけれど、それぞれの語り手が自分勝手で、誰も誰かを思いやるようなシーンはほとんどなく・・・ 簡単に言えば、一人の少女のサクセスストーリーなんだけど・・・ 何だろう?特に気分が悪い訳じゃないけど、結局、何をメインで伝えたかったのか? 書き手の入れ込み具合が伝わって来なかった・・・ せっかく、勧めてくれた皆さん、ごめんなさい。

Posted byブクログ

2010/04/19

スターダムにのし上がった歌手・ROMMY。世界的に有名なロックミュージャンのフランク・マー ティン(FM)とのレコーディング当日、ROMMYは控え室で何者かによって殺害された。 FMの偉大さ故にいたる所に気を回さざるを得ないという状況、我が儘な性格のROMMYに煮え湯を幾度と無く...

スターダムにのし上がった歌手・ROMMY。世界的に有名なロックミュージャンのフランク・マー ティン(FM)とのレコーディング当日、ROMMYは控え室で何者かによって殺害された。 FMの偉大さ故にいたる所に気を回さざるを得ないという状況、我が儘な性格のROMMYに煮え湯を幾度と無く飲まされたスタッフ面々、ROMMYの死によってもたらされる利益と損害。色々な思惑が絡み合い、現場にいた一同は警察への通報を遅らせるという打開策を選択するが――。 一風変わったミステリーという感じかな。 FMという人物の存在が重くのしかかり、どうやっても破綻が生じるのだが、必死になって体裁を死守しようとする前半部分は滑稽で面白い。 ROMMYを殺害した犯人像を考える間もなく、新事実がポンと投じられるので「一体、どの方向に転がって行くんだ?」と先が全く見えないが、読み進める毎にROMMYという人物の謎が一つ一つベールを剥いで行くという感じなのでサクサク読めます。 冒頭からは想像も付かない結末に落ち着いてるので、やられたという感じですね。後から思い起こすと布石はちゃんと転がっているのだが、こんな着地方法があったのか!としみじみ思いました。リアルさを出すために詩や絵など挿入されてて楽しいです。私は文句無く好きな作品ですが、本格が好きな人には駄目かも。 思わぬ方向に転がって行くというのは「ブードゥー・チャイルド」のそれに通ずるものもあるし、題材も筋も全く違うのだが「葉桜の季節〜」の匂いもした気がしました。

Posted byブクログ