戦う都市(上) の商品レビュー
歌う船シリーズのステーション戦争物 マキャフリーの共作物は目先が変わっていて良い部分と悪い部分があるが、読者としては、たくさん読めるのが最大の利点だろう
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宇宙ステーションのお話という、SFらしいSF。 都市を統括するコンピューター、全能の「脳」である存在の 「シェル・パーソン」シメオンと、その新しいパートナー、 気性の激しいシャンナのお話。 信頼関係を築こうとお互い四苦八苦していたところに 異星の船が現れて、あわや激突...
宇宙ステーションのお話という、SFらしいSF。 都市を統括するコンピューター、全能の「脳」である存在の 「シェル・パーソン」シメオンと、その新しいパートナー、 気性の激しいシャンナのお話。 信頼関係を築こうとお互い四苦八苦していたところに 異星の船が現れて、あわや激突の危機に! そこに乗っていたのはギリシャ彫刻のような美青年の 異星の指導者で・・・という、人間ドラマなSFです。 軍事シュミレーションゲームが趣味で、ミリタリーマニアの シメオンのキャラクターが、なんともお茶目でGOODです(笑)
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図書館から借りました 「歌う船」の続編。 SF。サイボーグ・宇宙ステーション 主人公はシメオン。このシリーズ初の、男の殻人で、さらにステーション付き。宇宙船ではない。 しかも、すでにこの道何十年のベテラン。 前二巻が、プログラムを卒業したばかりのみずみずしいお嬢さんた...
図書館から借りました 「歌う船」の続編。 SF。サイボーグ・宇宙ステーション 主人公はシメオン。このシリーズ初の、男の殻人で、さらにステーション付き。宇宙船ではない。 しかも、すでにこの道何十年のベテラン。 前二巻が、プログラムを卒業したばかりのみずみずしいお嬢さんたちで、宇宙船ばかりだったから、新鮮。 長く仲良くやっていたブローン(筋肉)が引退してしまい、シメオンはそれを引き延ばすために新しい相棒の条件に難癖をつけた。その針穴のよう小さな門をくぐり抜けて派遣されてきたのは二十才そこそこの若い女性シャンナ。 二人はそりがなかなか合わない。
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「殻人」のでてくるシリーズ第3弾。 人口1万5千人を抱える辺境の宇宙ステーションの管理を任されている「殻人」のシメオンとそのパートナーであるシャンナの話。 ステーションにオンボロの植民船が激突寸前の勢いで流れ着いた。数世紀前に中央社会とは交流をたった人類が、侵略者に終われて逃...
「殻人」のでてくるシリーズ第3弾。 人口1万5千人を抱える辺境の宇宙ステーションの管理を任されている「殻人」のシメオンとそのパートナーであるシャンナの話。 ステーションにオンボロの植民船が激突寸前の勢いで流れ着いた。数世紀前に中央社会とは交流をたった人類が、侵略者に終われて逃げてきたのだ。すぐに侵略者の追っ手がステーションに迫る! SFは世界観が弱かったり、未来だからってご都合主義的設定が目立ったりしても入り込めないし、理屈っぽくて堅すぎても面白く読めない。 マキャフリーはその辺のさじ加減が絶妙だと思う。 女性が活躍するSF話が多いのもよいです。 今回もロストワールドからの侵略とか割とハードSFな設定ながらも、殻人とパートナーの微妙な人間関係が潤滑剤となって、うまいなという感じ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これはシェルピープルはシェルピープルでも船じゃない人。でもこの人面白いよ。相棒のそのシーンを覗いちゃいかんがな^^; というところばっかり見ると笑えるんだけど、侵略者が来て彼の体であるステーションを散々荒らしまわっちゃう、頑張れ!と云いたくなる話。
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