イギリス的生活とアメリカ的生活 の商品レビュー
今日のニュースで、イギリスで先進8か国首脳会議が開かれていると報じていた。英語を話すと言ってもアメリカとイギリスでは様々な点で違いがある。 その良い例は、アメリカ人は、自己啓発書萌えーで、ポジティブシンキング教の信者が多い。日本もその影響を受けており、書店に行くとその手の本...
今日のニュースで、イギリスで先進8か国首脳会議が開かれていると報じていた。英語を話すと言ってもアメリカとイギリスでは様々な点で違いがある。 その良い例は、アメリカ人は、自己啓発書萌えーで、ポジティブシンキング教の信者が多い。日本もその影響を受けており、書店に行くとその手の本がたくさん並んでいる。この点については、この前紹介した谷本真由美さんことMay@Romaさんの著者「キャリアポルノは人生の無駄」にも載っている。 一方のイギリス人は、無理してまで這い上がろうとはしない。「物事はよい方に変わらない、物事は少しも変わらない」といったように、どこか冷めている。 ユーモアに関しても違いが目立つ。アメリカの場合、軽い笑いを好む。その一方でイギリス人は、自己を卑下した笑いを好む。 イギリス人から見た外国人の不信頼度表というのが載っている。その中に日本人があり、「会社ロボット人間。我々とはちょっと違うんだよね……この意味わかるね。円のためなら何でもやる人種だが、確かに働き者ではある。それにうちのホンダは気に入っているんだ」と書かれている。とは言っても、この本が発行されたのは1995年のことだ。今では、アニメなどの文化が浸透して少しは変わってきているかもしれない。 約20年前の本ではあるが、劇的に両国民の性格に変化があるとは思わないので、参考にはなる。
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イギリスにもアメリカにも同じように小ばかにして突き放したような、しかし、時には隠しても隠しきれない愛情が感じられる。しかし、これを読むといかに自分(のような性格の日本人)がアメリカ的(だった)かということがよくわかり、ショック。(2007.12.2)
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