私刑 の商品レビュー

パトリシア・コーンウェル(著者),相原真理子(訳者)

2012/01/03

これも再読。凶悪な犯人を追い詰めていくシーンはドキドキしながら読んだけど、最後はちょっとあっけない。ケイが精神的に追い詰められていくのがちょっと辛かったな。心許せる人が少ないのは辛い事だと思う。

2011/04/29

連続殺人犯のゴールトとＤｒ．ケイ。

なんで、検屍官がそこまで・・・と毎回思うけれど
彼女だから仕方がない。
そうそう、彼女のいるところに殺人あり。
警察よりも推理ができる、勘もいい
そう、彼女だから仕方ないのだ。

連続凶悪殺人犯だけど、親がいて兄弟がいる。
そのくだりはこのありえなーいと思うこの話のなかで
一番人間らしい話であった。

ようやく、ゴールト決着がついたけれど、次はどんな感じかねー
まだまだ続くんだなぁこれが。

2011/04/02

今作は「真犯人」「死体農場」と過去に影を見せていた連続殺人犯であるゴールドとの直接対決をする。前作同様かそれ以上にケイの身近で起きる殺人に次第に追い詰められていく様子が詳細に書かれていて読んでいてこっちまで怖かったです。猫が飼い主にすずめを持ってくるという話はなるほどなあと感じました。それと同時に猫が少し怖くなりましたが・・・

2010/08/20

前回から続くストーリーが決着、といえど正直あんまりカタルシスはなかった。充分面白いんだけど、たまには犯人のラストに違う状態がないもんか。

2010/02/13

今回は緊迫感が尋常じゃない。
コーンウェル、巻数が増えるごとに腕をあげているのがわかります。
いやもぉたまらない。

2009/10/04

ゴールド終了。勢いもあって今までのシリーズで一番おもしろかったような気がする。でも犯人が捕まったらというか殺したら終了で、動機とか（まあないんだろうけど）背景とか、犯人側の描写がないのはなぜなんだ。今回は犯人の肉親が出てきたけど、犯人そのものについてはほとんど語られない。それはそれでいいんだろうけどね。

2009/10/04

検視官シリーズは、最初の『検屍官』から、全部揃えています。

専門用語も飛び交いますが、そこがまた、奥行きを与える。
お薦めのシリーズ。

2010/06/02

そろそろ私の中で「検死官」シリーズのあらすじが『水戸黄門』化してきてます。
　○ケイが犯人に関わる重要な手がかりを見つける
→○FBIとか警察とか組織から圧力がかかる
→○ケイが圧力に反発し勝手な行動をとる
→○ときどき女の恋心に苦悩して
→○犯人に接触＆危険な目に遭う
って、お決まりのパターンが見えてきます。

ようやくゴールトの一連の事件が決着するのだけど、このシリーズではあまり犯人の心情が表に出てこないのが残念。
犯行にいたった動機とかが、ケイや刑事の推測で語られるのみだし、もうちょっと事件の真髄を追求して欲しいなぁ。

2011/07/31

検屍官ケイシリーズ。６弾。週一冊ペースでハマっていたが、ここに来て、ちょっと、遅くなった。読みたいが、結構、暗い話だよな、なんか落ち込むよな、と。はらはらするし、ドキドキするけど、なんか死体とか、殺人とか、暴力とか。負のイメージが付き纏う。なんか明るい話を読みたいな。あ、でも、本書は、今までの中で（６作）一番良い出来。もう、計算し尽くされている感じ。素晴らしかったです。

2009/10/04

検屍局長ケイ・スカーペッタのお話。
このひと、暗い！でも、強い！
強くいきざるをえないオンナと猟奇事件。
連続殺人犯ゴールトもの。シリーズ第六弾。