ココ・シャネルの秘密 の商品レビュー
「彼女たちは美しい」「だからこそ、この仕事ができる。けれど彼女たちが頭がよかったら、こんなことはしないだろう」 「美」を持ちながら、思想を持つものと持たざるものの差が、人生で自分自身を、使われるものと、使いこなすものとの差として生まれる。 「わたしは自分のスタイルの奴隷で...
「彼女たちは美しい」「だからこそ、この仕事ができる。けれど彼女たちが頭がよかったら、こんなことはしないだろう」 「美」を持ちながら、思想を持つものと持たざるものの差が、人生で自分自身を、使われるものと、使いこなすものとの差として生まれる。 「わたしは自分のスタイルの奴隷である」 これもまた自分軸。 「80歳の女性は、20歳の娘が着て似合わないドレスを着るべきではない」 ココ・シャネルの年齢を超越した哲学が感じられる。 「年相応」などない。自分が誰であるかを決めるのは自分だ。
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長かった…。 ココ・シャネルの本はもっと読みやすいものが沢山あるのであえてコレを読まなくても…と感じました。 ちょっと私には難しかったです^^;
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元マリ・クレール編集長であり、友人である著者による評伝は、正しい事実を知るというより、著者の目を通しながら、ココ・シャネルのある一面を知るという印象。成功しながら、最後まで孤独の中にいたというココ・シャネルという像は、同性としてぞっとするほど悲しい。それが真実なのかどうか、別の視...
元マリ・クレール編集長であり、友人である著者による評伝は、正しい事実を知るというより、著者の目を通しながら、ココ・シャネルのある一面を知るという印象。成功しながら、最後まで孤独の中にいたというココ・シャネルという像は、同性としてぞっとするほど悲しい。それが真実なのかどうか、別の視点からも読みたくなる。女の幸せを考えさせる。
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