創竜伝(5) の商品レビュー
日本海に臨む海東市に…
日本海に臨む海東市にある白楊学院の日高院長は竜堂兄弟の亡き祖父の友人だった。その院長からある日、SOS信号を受けた四兄弟は、二学期の始まりから学園を救うため出撃した。
文庫OFF
番外編。日本海に臨む某市であばれる四兄弟。四姉妹も理不尽で非常識な相手だけれど、出自が外国で、もっといえば人外であれば、常識が通じなくてもいたしかないと思える。今回の相手は同じ日本の宗教団体で、同じ言語でこうも言葉が通じないとはびっくらぽんとしか言えなくて。学習の日々をおくる四兄...
番外編。日本海に臨む某市であばれる四兄弟。四姉妹も理不尽で非常識な相手だけれど、出自が外国で、もっといえば人外であれば、常識が通じなくてもいたしかないと思える。今回の相手は同じ日本の宗教団体で、同じ言語でこうも言葉が通じないとはびっくらぽんとしか言えなくて。学習の日々をおくる四兄弟にとっては、非常識には非常識で対抗とかそれなりに対処はしてみるものの。本意の見えぬヘルプに手こずる始兄さんという珍しいものが見れた。いずれにせよ悪徳政治業者はろくでもないというのは変わらぬ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
創竜伝外伝ということで4巻以降のアメリカ旅行?は一時お休み。祖父の友人の手助けをするため、地方都市の学園にやって来た謎の転校生とその兄×2とその弟。いつもどおりの展開だが、外伝だからかドラゴン大盤振る舞い。 宗教団体教祖は結局なにがしたかったのかよくわからない。フォッサマグナ押さえて日本を支配するって、笑い話かと。いうても高校生ということか。そして、その妄想高校生にいいようにされる、(これまで企業を大きくしてきただけの才覚があるはずなのに)メンタル激弱の地方支配者と、せっかく邪魔者が消えたのに、しょうもない見逃しで自爆を遂げた幹事長。悪役に魅力がないのが田中作品の欠点か。
Posted by
今回は本編ストーリーから独立した、番外編のような内容となっています。 四兄弟は、祖父・竜堂司の親友で白楊学院の学院長を務める日高順造の依頼を受け、学院の土地をねらう宗教団体・神聖真理教から学院を守ることになります。その結果、教祖・教主の父子と、海東市を牛耳る名雲泰信、それに与党...
今回は本編ストーリーから独立した、番外編のような内容となっています。 四兄弟は、祖父・竜堂司の親友で白楊学院の学院長を務める日高順造の依頼を受け、学院の土地をねらう宗教団体・神聖真理教から学院を守ることになります。その結果、教祖・教主の父子と、海東市を牛耳る名雲泰信、それに与党の幹事長といった権力者たちの三つ巴の争いの渦中に巻き込まれることになります。 今回の「巻末対談」で著者の相手を務めるのは、作家の小野不由美です。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
竜童四兄弟日本海側へゆく……とも言うべき話。 祖父の友人でもあり、同じく学院を経営している日高院長に助けを求められた始めたち四兄弟。 祖父には遺言で、日高から助けを求められたら必ず応じるように、と堅く言い聞かされており、今回、その求めに応じて出向いたものである。 行ってみると、その学院のある海東市は妙な雰囲気。 一方では、名雲一族という金持ちの一族が市全体を牛耳っており、もう一方では新興宗教団体が幅を聞かせている。 始めたちが救いを求められたのは、その名雲一族が日高が経営する白楊学院の土地を名雲に求められているのだという。 名雲は名実共に、海東市のボスで、政府中枢にも影響力を持つ。彼に逆らうと海東市では生きて行けないようになってしまうのが普通なのだが、その名雲氏が白楊学院の土地を求めている。 すなわち、毎日のように市会議員等々が交渉という名目の恐喝をしてきたり、脅かされたり、様々である。 それに辟易した日高院長が始めたちを読んだのだが…… 最初は、市の実力者である男に学院に手を出さないようにさせればいいのかと思いきや、白楊学院に転校早々に、終と余には教団関係者と思われる人間から嫌がらせを受けるなど、教団の手は学院内部まで及んでいるようで……。 という感じの話でした。 ちょっと用心棒を勤めればいいのか、と思えばあれよあれよというまに話は大きくなってしまい、やっぱり政府の中枢を巻き込む事態に。 始は平和主義者のつもりですが、言ってる事とやってる事が完全に伴ってないですよね。 最後は龍になって、悪の中枢を破壊してついでに芋づる式にあっちこっちを叩いておしまい。 こんなことしても、根幹が変わってないから、何も変わらないってところが日本の悲しいところだと思いますが。 最初、車に乗ってくるところからスタートだったのに、おかしいな、次巻は「番外編」って聞いてたのに、日本に戻ってきてるの?? でも、洋服奪ったのはアメリカ人からだよね?? って大混乱したんですが、きちんと番外編でした。 それにしても、ちゃんと四人とも竜に変身してる割には、始は講師に戻っているし、日本でちゃんと生活してるし……どの辺りの時期の番外編に当たるんだろう……と本編未読の私は疑問に思いました。 相変わらず、すさまじい政治批判と竜の美しい話です。 少し前の左っぽい政治批判を聞き流せる人にはオススメします。
Posted by
今回はちょっと休憩的な作品でしたね。どんな状況でも元気で好戦的な終君が好きです。四人の服を用意している茉里ちゃんもグッジョブ!
Posted by
外伝。茉莉ちゃんの出番がもっとあるかなーと思ってたけど、ただご飯作りに来て雨の中走るぐらい。割とアクションは少ないし日常が書かれてるとこは良し。本編疲れるし・・・にしても余は中途半端なキャラだ。
Posted by
3月8日読了。 じ、時系列が分からないorz 気にせず外伝的に読むしか無いのかな。 従姉妹さんの扱いとかといい、何となく長男変身前の様な気がする。 で、末っ子が自分で変身できるから・・・3巻と4巻のあいだ?? たまにはちょっと違う視点もアリだと思います。
Posted by
本当は11巻まで読んでますが、5巻が一番好きなのでここでレビュー。ちなみに5巻は番外編です。 竜堂始、続、終、余。の四兄弟のお話。 本当におもしろいんですよ!ただ、段々内容がずれてきてるというか、社会風刺が多くなりすぎてるというか・・・。読み始めた時は末っ子の余(あまる)君と同い...
本当は11巻まで読んでますが、5巻が一番好きなのでここでレビュー。ちなみに5巻は番外編です。 竜堂始、続、終、余。の四兄弟のお話。 本当におもしろいんですよ!ただ、段々内容がずれてきてるというか、社会風刺が多くなりすぎてるというか・・・。読み始めた時は末っ子の余(あまる)君と同い年だったのに、今や始さん23歳の歳を追い越してしまったよ。これ、完結するのかな・・・・。
Posted by
番外編。続きが読みたい私にとってはじれったい作品・・・・・だったのですが、内容はとてつもなく面白い!!◎デス!!流石!といった感じがしました。
Posted by