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元禄心中記(天の巻) の商品レビュー

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2024/05/15

「地の巻」の方を先に読んでしまいましたが、この「天の巻」の方が先の巻のようですね。「天と地」だから「天」が先か。まぁ良いか。 しかしちょっとこういう話も飽きてきましたね。なんだかみんな似た話に思えてきます。元禄「心中記」なのでしょうがないのかもしれませんが、、、 最後の「くちなわ...

「地の巻」の方を先に読んでしまいましたが、この「天の巻」の方が先の巻のようですね。「天と地」だから「天」が先か。まぁ良いか。 しかしちょっとこういう話も飽きてきましたね。なんだかみんな似た話に思えてきます。元禄「心中記」なのでしょうがないのかもしれませんが、、、 最後の「くちなわ心中」が少し様子が違う話だったかも知れません。この話は障害者の弟を持っていた作者の心情が投影されている話なのかも。

Posted byブクログ

2012/01/28
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※このレビューにはネタバレを含みます

元禄無頼の続編で、同じ時代の心中に関するものを集めたもの。 心中といっても,男女と限らないところが栗本薫の流儀。 筆者が栗本薫でなければ,この分野は読まなかったろう。 読んだというか,斜め読みです。 「やおい」という言葉が有るが、山はあるし,落ちもついている。 江戸時代の物語。 武士社会の怠惰な生活を描写している。 栗本薫らしい世界。 栗本薫が誰に一番親近感を持っているか。 栗本薫が誰に一番あこがれているか。 どういう生き方を良しとしているか。 それが意味なのだろう。 細かいところに言及する気にはならない。

Posted byブクログ