最後の伝令 の商品レビュー
なんか 今回 ‘…
なんか 今回 ‘死‘がテーマっぽくて、くら~い雰囲気で 全体のトーンを 統一した感の 短編集です.そんでもって 明確なオチは あえてつけてません。 読後を引っ張る感じです。 ‘十五歳までの~‘は 何時ものように 音読してみましたが ソレ程でもなかったです。。。
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死をテーマにした作品…
死をテーマにした作品が多いせいか暗いイメージがあるが、著者らしいアイデア溢れるSFが楽しめる。
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「公衆排尿協会」のよ…
「公衆排尿協会」のようなばかばかしい話から「二度死んだ少年の記録」のような衝撃的な話まで色々楽しめます。
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なんとなく今までの作…
なんとなく今までの作品とは違う感じがしました。かなり深い話です。
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「死」が根底にある短…
「死」が根底にある短編14編。暗すぎるのが瑕。
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随分昔読んだものを再読。やはり良かった。特に巧いなあと感じたのは『九死虫』『あのふたり様子が変』、感覚的に好きなのが『禽獣』『瀕死の舞台』。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
筒井さんによる、結構近年のSFへ回帰した短編集。 「人喰人種」 当たり前に人喰い 「北極王」 子どもの脳みそ 「樹木 法廷に立つ」 桜の木が法廷で陳述する。ニッチ考えないことばだけの、ブンブンのご主人あるじヒト 「タマゴアゲハのいる里」 「近づいてくる時計」 近づいてくるという意味 「九死虫」 人間は1回しか死なないけど、8回死んでも生き返る虫の話。どれだけ生き返れても人生の苦労は同じ。おもしろい。 「公衆排尿協会」 おしっこ我慢しすぎてるときに思いついたんだろう 「あのふたり様子が変」 少し昔めいたいいなずけ同士が家族親戚がたくさんいる中でSEXできる場所を探してウロウロする中でどんどん興奮 「稟獣」 「最後の伝令」 人間はいろいろな器官でできていて、いろいろ行動するのは“存在”という器官的な考え おもしろい 「ムロジェクに感謝」 なぜムロジェクに感謝なのか 「二度死んだ少年の記録」 怖いけど、死因うける 「十五歳までの名詞による自叙伝」 絶対文字数かせぎ。あとで私の知らない名詞を調べてみよう 「瀕死の舞台」 役者がよくいう“死ぬときは舞台の上で”ってのをやった人の話。こんな死に方幸せね
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内容は 筒井さんの短編14編。 どれもこれも設定が大好きなのだけど 読んでると暇になってくる話もいつものごとくしばしば。 中でも、 両親を亡くした子が書いた手紙の『北極王』や 樹木が法定の証言台に立つ『樹木 法廷に立つ』や いじめで飛び降り自殺した少年がウロウロする『二度死んだ少...
内容は 筒井さんの短編14編。 どれもこれも設定が大好きなのだけど 読んでると暇になってくる話もいつものごとくしばしば。 中でも、 両親を亡くした子が書いた手紙の『北極王』や 樹木が法定の証言台に立つ『樹木 法廷に立つ』や いじめで飛び降り自殺した少年がウロウロする『二度死んだ少年の記録』 などもおもしろいけれど 特に、 肝硬変で死んでしまう体内の細胞たちの会話『最後の伝令』と 8回生きて9回死ぬ虫による『九死虫』がとても良い。
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・10/23 久し振りの筒井康隆だ ・10/24 前に一度読んでる筈だが、相変わらず無茶苦茶だ ・10/30 読み終えた.なかなか面白かったが、一度読んでるようだ
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