新学期 の商品レビュー
微妙で不安定にも見える三人の少年たちの関係が好き。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-112.html
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文章が特徴的。「○○、」とか「、」で台詞が終わるのを見たのはこの作品が初めて(というかこの人の作品ぐらいかな)。ガラス越しに見えるような世界観で現実感はあまりしないけど、写真みたいに焼きつく情景がところどころある。
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今夜、ぼくだけの兄になって呉れますか。十七も歳の離れた兄・朋彦と二人で暮らす史生。転校先で、教師である兄を慕う二人の風変りな少年に出会い、心を通わせるのだが…。
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かの有名な「今夜、ぼくだけの兄になって呉れますか」ですよ! この帯の言葉、というかキャッチフレーズ(?)がこの本の内容を捉えるものではないことは知っていたので、一体どういう話なのかわくわくしました。 長野まゆみの初期的な雰囲気を感じさせて、良いと思います。
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たしか中学の時の実力考査で読んだ。 ちゃんと1冊本を読んだのは違う作品でしたが、初めて読んだ長野作品(の文章) 実力考査中ずっと続きが気になって、それから1年だか2年だかしてちゃんと読みましたが、大好きです。 淡くて儚い。 ちょっと同性愛チックですが、友愛でも通せそう。
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長野先生らしい作品。 (ここでは翻弄される少年、という意) ナチュラルな同性愛であってその一歩手前のような雰囲気がらしいと思う。
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今夜、ぼくだけの兄になって呉れますか。十七も歳の離れた兄・朋彦と二人で暮らす史生。 転校先で、教師である兄を慕う二人の風変りな少年に出会い、心を通わせるのだが…。
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長野まゆみ作品にはまるきっかけになった本。 この本によって、日本語の美しさと少年の美しさにどっぷり浸る人生に。
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昭和初期の小学校っぽい雰囲気がいい。 主人公の少年が悩む姿に共感を持った。 それにしても柿小豆って・・・すごく甘そうだなぁ。
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帯に釣られてばかりなのですが、この本も例に漏れず「今夜、ぼくだけの兄になって呉れますか」のキャッチーに一目ぼれ。両親のない史生は教師を勤める17年の離れた兄朋彦と、ついに暮せることになったのだが、兄とどう接してよいのか戸惑い続けている。そんな中、兄を慕う二人の少年。椋と密に出会い...
帯に釣られてばかりなのですが、この本も例に漏れず「今夜、ぼくだけの兄になって呉れますか」のキャッチーに一目ぼれ。両親のない史生は教師を勤める17年の離れた兄朋彦と、ついに暮せることになったのだが、兄とどう接してよいのか戸惑い続けている。そんな中、兄を慕う二人の少年。椋と密に出会います。地方都市ののんびりほのぼのした雰囲気の中に潜む穏やかな死がテーマなのかな。
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