風たちの伝説 の商品レビュー

山際淳司(著者)

2018/03/10

こんな風に物語がかけたらいいな。
人の持つ雰囲気をすくい上げて、方向を指し示す。
活きた人間を描くことが、何かおもしろい。

人のドラマを、ドラマにしてしまう手法。
言葉が多彩でないと前に進まない。
何かとても勇気つけられた。

このような人が早く死んでいくことに、
何か、寂しさを感ずる。
また、今の時代で、スターとなっている人が、
若いことに、自分をみてみる。
スターにするための努力をすることになるのだろうか。

「人を見て時流をつかむといわれる。」
今、日本人が必要なキャラクターがどこにあるのかを考える。
どうも自分のドメインをつかむことにある。
そこから、「自分流」がある。
「自分流」でしか極めることができないものがある。