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宇宙百貨活劇 の商品レビュー

4.1

38件のお客様レビュー

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2011/10/03

気が強く容量の良いロビンと,そのロビンに負けじとするもいつも貧乏くじを引いてしまうミケシュはパッと見ただけじゃ見分けのつかない双子の兄弟。 ふたりは喧嘩ばかりしているけれど仲良しで,お話の最後にはちゃんと仲直り。 優しくてなんだかホッとする,そして不思議な日常が描かれている。 ...

気が強く容量の良いロビンと,そのロビンに負けじとするもいつも貧乏くじを引いてしまうミケシュはパッと見ただけじゃ見分けのつかない双子の兄弟。 ふたりは喧嘩ばかりしているけれど仲良しで,お話の最後にはちゃんと仲直り。 優しくてなんだかホッとする,そして不思議な日常が描かれている。 いいなぁ,こんな双子がじぶんにもいたら,学校で入れ替わったりしてたかも,セカイが2倍にひろがったかも・・・なんてそんなこと考える。 夜天から降り注いだ流星[ドロップ]をふたりでかき集めたり,ロケット壜ソォダを飲んだりしながら。

Posted byブクログ

2011/03/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何度目かの再読。 ミケシュとロビンのツイン(双子)のお話がかわいらしい。 雰囲気も、出てくることばや物たちも好み。 映画館の待ち時間に読むのが大のお気に入り。 「ことばのブリキ缶」を併録。

Posted byブクログ

2010/11/27

長野まゆみさんの作品の中でもひときわ可愛らしいお話がこちら! 出てくる小物、食べ物全てが素敵すぎます! この本の影響でココアにマシュマロ浮かべて飲んだ中学生のころ…笑 双子が羨ましいと思ったこともありました。笑

Posted byブクログ

2010/11/15

とても可愛らしいお話でした。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-101.html

Posted byブクログ

2010/08/23

ロビンとミケシュという双子の男の子たちが主人公。 探偵をしているお父さんのところに、時々難題を持ち込みます。 見分けがつかないほどそっくりの二人ですが、性格は少し違い、いつもミケシュはロビンにやりこめられています。 全編を通じて、キラキラ光る星が入った曹達(ソオダ)水(作中)の...

ロビンとミケシュという双子の男の子たちが主人公。 探偵をしているお父さんのところに、時々難題を持ち込みます。 見分けがつかないほどそっくりの二人ですが、性格は少し違い、いつもミケシュはロビンにやりこめられています。 全編を通じて、キラキラ光る星が入った曹達(ソオダ)水(作中)のような、長野まゆみ世界。 『少年アリス』を思い出します。 毛糸玉になる仔ウサギの描写が、とてもかわいらしかったです。 夏には曹達水、冬にはホットショコラを飲むのが粋で、逆は野暮だとのこと。そうですよね。 彼女の作品には、少しリアルっぽいものもありますが、私は別世界に飛び込んだようなこのファンシーな系統のものが、とても好きです。 でもなぜ、タイトルが「宇宙百貨活劇(ペンシルロケット・オペラ)」というんでしょうね? 収録された、彼女独自の用語集「ことばのブリキ缶」は、長野作品によく使われる特別な言葉が紹介されており、彼女の世界を形作る秘密を教えてもらったような気になりました。

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2010/07/22

「聖月夜」と似た系統かな。これもかわいい。 ことばのブリキ缶も、この人の使う言葉が好きな人間にはたまらない。

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2010/06/17

ミケシュとロビンは双子、ふたりのどちらが兄で弟か、パパとママにも決められない…。美しく移り行く季節の中で、ふたりの少年が楽しく過ごす夢の世界を描いた表題作のほか、著者自家製ことば辞典「ことばのブリキ缶」を併録。 あらすじ抜粋 夏は曹達水、冬はホットショコラを飲みながら読みた...

ミケシュとロビンは双子、ふたりのどちらが兄で弟か、パパとママにも決められない…。美しく移り行く季節の中で、ふたりの少年が楽しく過ごす夢の世界を描いた表題作のほか、著者自家製ことば辞典「ことばのブリキ缶」を併録。 あらすじ抜粋 夏は曹達水、冬はホットショコラを飲みながら読みたい。

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2010/05/14

双子(ツイン)という設定とタイトルのオペラという単語に惚れて 手を伸ばした本 私の中の長野作品ではかなりの上位に位置します 双子って可愛い 普段の長野少年よりも設定年齢が低いのもあるのかもしれませんが 惚れました 双子の魅力に 「ことばのブリキ罐」は作者の生の声という感じが出てい...

双子(ツイン)という設定とタイトルのオペラという単語に惚れて 手を伸ばした本 私の中の長野作品ではかなりの上位に位置します 双子って可愛い 普段の長野少年よりも設定年齢が低いのもあるのかもしれませんが 惚れました 双子の魅力に 「ことばのブリキ罐」は作者の生の声という感じが出ていてよかったです 創作ノートとか作ってみようかな~と

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2009/10/04

ふたごのロビンとミケシュが体験するたくさんのおはなし 流れ星やにぎやかなお祭り、ひかる宝石がはいったソォダ水、 ホットチョコレートや不思議なボタン屋さん、人魚のおとこのこなど わくわくきらきらしたものがいっぱいです 一話完結なのもよみやすいです〜 すごくかわいい一冊!

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2009/10/04

描写がきれいで、初期長野全開である。 鉱石や、ガラスが、夢に反射してキラキラしていると思う。 ただ、ちょっと想像するのが難しくて、私は少し疲れてしまった(笑) そこがいいところなんだけど…。 話もたんたんと、日記のように四季を追う形式。 この本は、いろんな「楽しみ」がつまってい...

描写がきれいで、初期長野全開である。 鉱石や、ガラスが、夢に反射してキラキラしていると思う。 ただ、ちょっと想像するのが難しくて、私は少し疲れてしまった(笑) そこがいいところなんだけど…。 話もたんたんと、日記のように四季を追う形式。 この本は、いろんな「楽しみ」がつまっていて、「おもちゃ箱」の表現がよく似合う。 私は主人公の双子のキャラクターになかなか感情移入できず、さくさく読み進められなかった。 文庫版の後半は、長野まゆみの好きな言葉を集めた辞書のようになっている。 未読の本があったので、しっかり読んでいない部分もあるが、やっぱり「こだわり」という名の世界観があることになんだかホッとした。

Posted byブクログ