バールのようなもの の商品レビュー
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風刺が効いている作品が輝いていますね。 特にインタビューに関しての風刺が効いている作品は 今でもよく被害を聞くので なーんも変わってないということ。 あとは「秘密倶楽部」ね。 これは絶対に秘密になる内容です。 そりゃあばらしちまえば解散どころか 大スキャンダルだろうよ!! あとは…ブラックユーモア入っている気がする。 特にある過疎の地域の新聞とか。 うん、未来が見えん。
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バールのようなものとは何か?①バールみたいなもの②バールに似た形状のもの③おそらくバール状のもの。筆者は寝食忘れてその疑問を解決しようとする。そしてついに「バールのようなもの」の正体が明らかに!?
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「蕎麦ときしめん」以来、十数年ぶりに清水 義範 を手に取った 面白いのですが、以前のようには夢中にならなかった。
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スミスの本棚で紹介されていた。 バールのようなものは、とはバールと酷似しているが、バールとは断定できないものである。 なかなか風刺がきいている。 清水義範の本は初めて読んだが、 短編集で読みやすく、それぞれの話に連続性はないのだけど、 作風に一貫性があり面白かった。 星新一や筒井康隆のようなショートショートに通じるようなシュールさも感じたが、 ショートショートとはまた違うようにも感じる。 1990年代前半の時事ネタを絶妙に風刺しているのが面白く、 2013年現在だとやや昔話的に読めたのがまた良かったと思う。
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タイトルでもある「ばーるのようなもの」が愉快。 言われなければ気にならない、言われてみれば大変気になるその疑問について、愉快な考察が展開されています。 その後に続く話は、オチがあるのかないのか..。少々尻すぼみ感が否めない。
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確かに「バールのようなもの」ってなんだろね。なんかモヤモヤしたものごとに対して、ユーモアを交えてムフと言わせるような短篇集。 短篇集だけど、後半に行くとなんかよく分からんことになりました。「みどりの窓口」はよい。
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短編集。ブラックユーモアが面白い。バールのようなものでは、普段私たちが流してしまう「バールのようなもの」について疑問を抱き掘り下げていく話。馬鹿馬鹿しくも、真面目で面白い。 筒井康隆が好きな人は、これもきっと好きだろう。
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これは「国語的ギャグ小説」という位置付けとしてとらえるべきか。 文章で人を笑わせるには色んなやり方があるものだな、と。 それもお笑い芸人のネタのような面白さではなく、文章表現による面白さが主体。 ほんとこれには目からウロコで。
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