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巴里からの遺言 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2014/07/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

連作短編集という形を取る本。 放蕩の限りを尽くしたとされる 祖父のパリでの足跡を探すために パリへと渡った孫、片桐。 だけれども、 結局パリでの暮らしで怠惰に過ごすばかり(笑) だけれどもときに、 ある種のきっかけで、祖父の謎を解く鍵が出てきたり… 結構ヒントがそろうのは遅いほうです。 それよりも彼とかかわる人間のほうが とっても面白いです。 時に、日本人の娼婦も出てきますからね。 でも、最後は、思わぬところから つながりが出てきます。 でも、少し地味かな。 パリの雰囲気のほうが素敵だから、 いいのですが…

Posted byブクログ

2014/05/08

プロレスラー、医者、左官、刑事、議員秘書そして画家。巴里での彼らとの出会いは、亡き祖父の導きか。時を超え、決して祖父を許さなかった父も逝ってしまった今、孫の僕に何を伝えようというのか。

Posted byブクログ

2013/03/06

(収録作品)大無頼漢通りの大男/ジャン・ギャバンを愛した女/凱旋門のかぐや姫/剣士たちのパリ祭/マキシムの半貴婦人/モン・スニ街の幽霊

Posted byブクログ