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イーストサイド・ワルツ の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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恋愛小説なのだが、何…

恋愛小説なのだが、何かミステリー仕立てで、謎が謎を呼ぶ。

文庫OFF

2024/03/17

古本屋で何となく買った本。もう30年も前に執筆された小説だけど、読みやすかった。 東京人が東京(の各地域)に帰属意識をもっていた時代があったんだな...というのが一番の感想。 内容としては大した事件性もなく、細々としたエピソードの積み重ねで、でもそんな中で主人公の心境は変化し...

古本屋で何となく買った本。もう30年も前に執筆された小説だけど、読みやすかった。 東京人が東京(の各地域)に帰属意識をもっていた時代があったんだな...というのが一番の感想。 内容としては大した事件性もなく、細々としたエピソードの積み重ねで、でもそんな中で主人公の心境は変化していって、そういうもんだよね...と共感した。主人公の年齢がかなり上なので、10〜20年後にもう一回読みたい。

Posted byブクログ

2018/11/19

メイン舞台は隅田川、物語の大きなキーになっている。 登場人物は中年作家と若い女性、カナ カナは生粋の下町育ちの江戸っ子、彼女は作家の初恋の人に似ており、いつしか惹かれるようになっていく。 しかし、彼女の周りにはいろいろ、2人の行く手を遮るかのようにいろいろな出来事が発生する...

メイン舞台は隅田川、物語の大きなキーになっている。 登場人物は中年作家と若い女性、カナ カナは生粋の下町育ちの江戸っ子、彼女は作家の初恋の人に似ており、いつしか惹かれるようになっていく。 しかし、彼女の周りにはいろいろ、2人の行く手を遮るかのようにいろいろな出来事が発生する。 隅田川の情景と、その年代の下町や山の手の様子が多く描写されており、そこを想像しながら、一気に読ん だ作品。 川が2人の距離の絶妙なバランスに一役買っているのだろう、描写が多々見られる。

Posted byブクログ