翡翠の城 の商品レビュー
建築探偵桜井京介シリ…
建築探偵桜井京介シリーズの第三弾。ホテル経営者の別荘取り壊しにからんだ一族の争いの中で起こった殺人事件に京介が挑む。読後感がよかった。
文庫OFF
何となく結末が読める感じで読み進める。 登場人物が多くて誰が誰やらと思ったり。 京介、蒼、神代先生、深晴、皆がようやく揃った巻。 神代先生とさやかが今後どうなるか気になった。
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- ネタバレ
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再読。建築探偵シリーズ3作目。 これまでお名前だけの登場だった神代教授がこの3作目から本格的に登場します。 教授のべらんめぇ口調が加わるとなんか安心する(笑) 老舗ホテル、一族の血塗られた過去、骨肉の争い。 この3作目では蒼の過去をほのめかす描写が多い。 シリーズ読破していて、『原罪の庭』も勿論既読なので、再読するとここら辺の描写が胸に迫る。 終盤の「落日の情景」は特に。
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図書館にて借りる。9月26日読了。建築探偵シリーズ第3弾。今回は殺人事件は起きてるけど建築の謎が主体だったな。あと神代教授は今作が初登場。いいキャラクターしてるなぁ。
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今回も館をめぐる人々の呪縛と、そこからの解放のストーリー。ホテル・オグラを経営する巨椋家と碧沼に沿ってたつ不可思議な館をめぐって、血の匂いがただよいはじめる。犯人は、「なんとなく厭」と思ってたあの人で;個人的にほっとしましたw蒼くんはほんとこのシリーズのキーパーソンですね。マリア...
今回も館をめぐる人々の呪縛と、そこからの解放のストーリー。ホテル・オグラを経営する巨椋家と碧沼に沿ってたつ不可思議な館をめぐって、血の匂いがただよいはじめる。犯人は、「なんとなく厭」と思ってたあの人で;個人的にほっとしましたw蒼くんはほんとこのシリーズのキーパーソンですね。マリアさんへの蒼くんの言葉に感動しました。京介さん、もっと優しくしてやってください;;
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明治時代以来、創業者の巨椋一族で固められてきたオグラ・ホテルに内紛が持ち上がった。創業者の娘で95歳になる老女が住む別邸・碧水閣の取り壊しを巡って一族の意見が対立、次期社長の座もからんだ骨肉の争いが勃発したのだ。沼のほとりに建つ異形の館を訪れた桜井京介は、一族の血塗られた歴史に迫...
明治時代以来、創業者の巨椋一族で固められてきたオグラ・ホテルに内紛が持ち上がった。創業者の娘で95歳になる老女が住む別邸・碧水閣の取り壊しを巡って一族の意見が対立、次期社長の座もからんだ骨肉の争いが勃発したのだ。沼のほとりに建つ異形の館を訪れた桜井京介は、一族の血塗られた歴史に迫っていく。
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ずいぶん前に読んだ本。 「建築探偵桜井京介の事件簿」第三弾。 沼のほとりに立つ、洋風の建物に和風の瓦屋根を乗っけたような碧水閣は不吉な死がとりついている。 果たして呪われた建築なのか? 名前だけ出ていた神代教授もついに登場。 あいかわらず読みながら推理する気にはなれない。...
ずいぶん前に読んだ本。 「建築探偵桜井京介の事件簿」第三弾。 沼のほとりに立つ、洋風の建物に和風の瓦屋根を乗っけたような碧水閣は不吉な死がとりついている。 果たして呪われた建築なのか? 名前だけ出ていた神代教授もついに登場。 あいかわらず読みながら推理する気にはなれない。結局、事件などはどうでもいいのでしょうね。じっさい、わりとおざなりという気もするし。事件は物語のきっかけにしかすぎない。物語のほんの一面のあらわれにしかすぎない。そして、物語は人間たちのうごめきの物語だ。
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事件はけっこう地味っぽいか、と思ったけれど、それを補ってありあまるほどに館がど派手だ(笑)。でもこの館に隠された真実……個人的には殺人事件だなんだよりも、こういう謎の方が好きかも。幼い頃に見た光景の真実を解き明かす、てのも私の好きなパターンだったり。手紙の宛名書きに隠された謎にも...
事件はけっこう地味っぽいか、と思ったけれど、それを補ってありあまるほどに館がど派手だ(笑)。でもこの館に隠された真実……個人的には殺人事件だなんだよりも、こういう謎の方が好きかも。幼い頃に見た光景の真実を解き明かす、てのも私の好きなパターンだったり。手紙の宛名書きに隠された謎にも「おおっ」と感服。こういうさりげないようで実は重みのある、そういう部分がいいなあ。
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うーん、ちょっと、再読だからか、覚えてました。夢中で読むでなく、記憶の呼び戻しみたい。ちょっと残念です。
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舞台が日光なのがいい。 日光の歴史もちゃんと調べてある。 事件の舞台となるホテルとライバルにあるのは、どう考えても金谷ホテル?(笑) 過去にまでさかのぼって事件の根があるくだりが好み
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