アメリカ の商品レビュー
時代的にはテロが起こ…
時代的にはテロが起こる前。アメリカを旅しての考察です。
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※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] ロスアンゼルスに一か月の滞在ののち、北上してサンフランシスコへ。 さらに大陸を横断してニューヨークに向かう。 東海岸線に沿ってアメリカ最南端フロリダのキーウエストに下り、今度は南部を横断し再びロスアンゼルスに戻る。 全土200日、2万マイルに及ぶモーターホームでの漂流。 現代の漂泊者であり、時代の観察者であり続ける著者が、目と心と体でとらえたアメリカの今。 考察的旅の記録。 [ 目次 ] 写真の女 アルパカを逃げせ ホテルM きょうの朝、微笑みほどの愛をもらえば 灰(アツシュ) アメリカの月 ロッキー 雪と10セント シカゴ フリージア物語〔ほか〕 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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ちょっと昔のごく普通のアメリカの空気感、今の日本に通じるものがある。マクドナルドとディズニーランドの話には納得させられた。だだっ広い荒野を駆け抜けるコンボイを思い出す。どこまでも平坦な世界を吹き抜けるドライな風の中、終わりの見えないドライブを続けてる感覚。いつもとは違う内部の視点...
ちょっと昔のごく普通のアメリカの空気感、今の日本に通じるものがある。マクドナルドとディズニーランドの話には納得させられた。だだっ広い荒野を駆け抜けるコンボイを思い出す。どこまでも平坦な世界を吹き抜けるドライな風の中、終わりの見えないドライブを続けてる感覚。いつもとは違う内部の視点からアメリカを見つめると、なんだか虚しくも親近感のある郊外の風景が広がっていた。
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アメリカの内陸に生まれずに良かった。アメリカの地方都市で生まれていたら自分も人知れず寂しく静かに病んでいく気がする。アメリカ人も悩んでいるのだと思えてくる。ブッシュ周りを除いては。。。
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著者がモーターホームで旅をして、そこから見えてきたアメリカ。著者の視点はいつも僕に色んなことを教えてくれます。僕にとって藤原新也氏といえば「印度放浪」よりもこれです。
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