賢治先生 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
賢治の乗る電車に、カムパネッラとジョヴァンナ?が…。 ザネルラって! 本当の銀河鉄道の夜よりもやんちゃな感じで楽しかった。 若干三角関係を匂わせてたのにはびっくり。 新しい解釈だね。
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女口調のジョバンニ(厳密に言うと違うけど)なんて絶対許さない。けど、やっぱり文章と世界感がすごく綺麗。そこがまた(いい意味でも悪い意味でも)タチ悪い。
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「銀河鉄道の夜」へのオマージュ作品と位置づければいいのでしょうか。長野まゆみらしいテイストで、再構築されています。 鉄道に揺られながら少年たちの問い掛けや夫婦ものの語りかけなど、浮かんでは消える情景が美しいです。初期長野作品に見られる綺羅綺羅とした漢字表現や詩が、それに輪をかけま...
「銀河鉄道の夜」へのオマージュ作品と位置づければいいのでしょうか。長野まゆみらしいテイストで、再構築されています。 鉄道に揺られながら少年たちの問い掛けや夫婦ものの語りかけなど、浮かんでは消える情景が美しいです。初期長野作品に見られる綺羅綺羅とした漢字表現や詩が、それに輪をかけます。
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「銀河鉄道の夜」が大好きです。この本では賢治が主人公となって、銀河鉄道に乗っています。あの世界を壊さずにここまで書けるのはすごいな〜と思いました。
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何を探してるの 大事なものだよ 大事なものってなあに さあ、それは忘れちまった ぢゃあ、きっと見つからないね いゝんだよ、それで どうして、 ずっと探してゐたいからさ しんとした冬の夜の音。
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賢治が乗った汽車には、賢治の他に乗客は居ません。 隣の車両から、子どもの歌う声が聞こえています。 賢治は誰か話し相手がほしいと思っていたとき、急に声をかけられました。 今まで誰もいなかったはずの席に一人の少年・カムパネッラが腰掛け、賢治に問いかけてきました。
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宮沢賢治の銀河鉄道に通じるところがあるのだと思う。電車は結局、彼を死の世界へ連れて行ってしまったのか?
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