たびにでたいな マンナひとりで の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
可愛らしい女の子の表紙だな~と思って手に取ると、「文・タケカワユキヒデ」ということで驚きました! タケカワさんには、恥ずかしながら音楽のイメージしか持っておらず、こうして文章……絵本に携わっていたことを初めて知りました。 マンナちゃんが、両親の留守中に奮闘し、ひいおばあちゃんのお家まで「旅に出よう」とするお話です。 マンナちゃんが旅支度を整えていく様子は、大人が見たら青ざめるようなものばかり! 子どもの発想は突拍子もないこともあるけれど、小さい子と過ごす経験があると、「あるある、やるやる」と納得できるものもありました。 真っ直ぐな気持ちで突き進むマンナちゃんの様子が微笑ましくて、思わず応援したくなりました。 柔らかく、あたたかいタッチの本橋靖昭さんの絵も、朝日や夕日に包まれているようで……ほんわかと癒されました。
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