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異邦人のフィギュール の商品レビュー

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2010/08/01

[ 内容 ] 人はなぜ、異郷に魅きつけられ、それを文学とするのか。 モロッコ生れの異邦的作家・思想家が、ジュネ、バルト、デュラス、アラゴン、セガレン、オリエ等、自国を脱し、異郷の地で思索と創作を重ねた文学者の作品を、「フランス文学における異邦人から、異邦人としてのフランス語文学へ...

[ 内容 ] 人はなぜ、異郷に魅きつけられ、それを文学とするのか。 モロッコ生れの異邦的作家・思想家が、ジュネ、バルト、デュラス、アラゴン、セガレン、オリエ等、自国を脱し、異郷の地で思索と創作を重ねた文学者の作品を、「フランス文学における異邦人から、異邦人としてのフランス語文学へ」という「フランス」の根本的転倒を企図する視座から―「他者」「外部」「アイデンティティ」を問いつつ丹念に吟味、渉猟する、旅のテクストを旅する鮮烈な批評・エッセイ。 [ 目次 ] フランス文学における異邦人 エグゾットの称揚 バルトの日本 愛する、と彼女はいう 愛する、とかれはいう 心的外傷の痕跡について ジュネ最後の反逆 文学的ナショナリズムと文学的インターナショナリズム [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ