あらしのひ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
福音館書店の『ねえさんといもうと』が良かったので、色々借りてよむことにした。 絵がマーガレット・ブロイ・グレアムのこちらを選ぶ。 暑いあつい、いなかの夏の日。 空がはい色にかわり、黒い雲がやってきて、あたりはまっくらになりました。 風がふきぬけ、空にいなずまがひかります。 男の子はさけびました。 「母さん、あれなあに?」 五感を刺激する絵本です。 あらしの雨はもとより、今この瞬間の別の場所を感じることができます。 ほんと、風も、雲も、雨も、波も、虹も、みーんなふしぎ。 そんなことを思い出します。 絵は想像していたのと違いましたが、文章の雰囲気に合っています。 若いひつじかいでなく、ひつじかいの奥さんの絵かぁと思いましたが、ひつじかいの絵だと、奥さんが不安に思ってるかもと想像してしまいますものね。 ひつじかいの奥さんはほほえんでおり、赤ちゃんもすやすやねむっています。 あらしは過ぎ去ります。 文章が難しいので、小学生以上向け、自分で読むのは小学校中学年以上向け。
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嵐が近づいて去っていくまでを丁寧に描写しています。草原に囲まれた一軒家、つるバラのアーチの絵もステキです。嵐の後に訪れるものは…。
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絵だけのページ、文字だけのページって進んでいってどう読むのかなー?と思ってたらちゃーんと、巻末に書いてありました。この作者の絵本はきちんと科学のことをわかってかいてるからいい。
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