1,800円以上の注文で送料無料

キル・ゾーン ジャングル戦線 異常あり の商品レビュー

4.3

24件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2010/05/09

好きな作家さんのシリーズ物。第2部からは未読。女の子向けだけど甘ったるくないこういう小説も書けたらいいなと思う。ヒロインが強すぎて、時に痛々しかったり。感情移入してしまう私。

Posted byブクログ

2009/11/24

初読:14  入手先:新古書店  読了感:友人に勧められて入手。未来とはいえ戦争を扱っていながら、当時すっきりと読めたことに驚いた作品。捕虜を奪還しに行く自体無謀だなとか、それで犠牲が出たら元も子もないよななどと思いながらも、割り切れないことを実力をもって成そうとしてしまうキャッ...

初読:14  入手先:新古書店  読了感:友人に勧められて入手。未来とはいえ戦争を扱っていながら、当時すっきりと読めたことに驚いた作品。捕虜を奪還しに行く自体無謀だなとか、それで犠牲が出たら元も子もないよななどと思いながらも、割り切れないことを実力をもって成そうとしてしまうキャッスルをうらやましく思った。堅実な作戦や保身はある意味賢い方法だがつまらない。反対に、馬鹿げたことと思っても成し得てしまうってのはうらやましい力だ。戦場で信頼される実力をもつ軍曹であるはずなのに、情に流されるところもあって、その強いくせに不安定な部分が面白かった。キャッスルが抱えるジレンマって、多かれ少なかれ誰しも抱えるもんだろうし、私も同じようなことで悩むな~と思いながら読んだもんだ(別に死ぬか生きるかの選択じゃなかったけど)。 シリーズ一作目なので、まだ現状認識的要素が強いけど、ある程度リアルに描かれていて好感をもった。この時はまだ先がわかんなかったから、「そうそう、現場のことなんて上の人間は無知に等しいし使えないんだよな」などと見当違いのことを考えながら読んだ思い出深い時期。 追記・いま読み返しても同じようなことを考えた。だめじゃん、成長してないじゃん。…深読みしようよ~(無理)。

Posted byブクログ

2009/10/04

面白いと進められ、一巻を探してもどこにもなく、密林で数冊買ったあと一気に全巻揃えたという私の中で伝説の小説笑 ライトノベルですけど、この人の話は本当によく作りこんであって、読み応えがあります。 そして長編! なっがい!!! でも面白いです! 若干SFチックな戦場アクションもの?...

面白いと進められ、一巻を探してもどこにもなく、密林で数冊買ったあと一気に全巻揃えたという私の中で伝説の小説笑 ライトノベルですけど、この人の話は本当によく作りこんであって、読み応えがあります。 そして長編! なっがい!!! でも面白いです! 若干SFチックな戦場アクションもの? 主人公のキャッスルとラファエルの、男と女、上司と部下、という関係がもう美味しいよね!(誰に聞いてる)

Posted byブクログ

2009/10/04

最近、久しぶりに読み返しました。 最初は中学生の頃リアルタイムで読んでたので、特に不思議に思わなかったのですが、この表紙がコバルトのコーナーに積んである光景を想像すると、ちょっと面白いなあと今更思いました。 絶対浮いていたのだろうと思います。この色彩といい、シチュエーションといい...

最近、久しぶりに読み返しました。 最初は中学生の頃リアルタイムで読んでたので、特に不思議に思わなかったのですが、この表紙がコバルトのコーナーに積んである光景を想像すると、ちょっと面白いなあと今更思いました。 絶対浮いていたのだろうと思います。この色彩といい、シチュエーションといい、タイトルといい…。 軍隊とか陰謀とか、少女小説ではあまり扱わないジャンルですよね。 当時は根の暗い子供だったので、のめりこんでかなり影響を受けましたが、なかなかテーマが根本的で重たくて、歳をとった今でも読み始めると真剣に読んでしまいます。 戦場が舞台ですが、基本的には人間の内面を主題にした、やはり少女向け小説だと思ってます。 実はどんどん緊迫していく展開に精神的についていけなくて、シリーズ途中までしか読んでなかったのですが、とっくに完結していることだし、これを気に全部通して読んでみようと思いました。

Posted byブクログ

2009/10/04

23世紀の地球、治安部隊対レジスタンスの大内乱時代の中で 勇敢に戦う、治安部隊の小隊長・キャッスルとその仲間たちの物語。

Posted byブクログ

2009/10/04

ナイフの扱いに優れた、男にも負けない女、キャッスル曹長が率いる部隊に問題児が配属され、少数部隊で任務に当たることに…。治安部隊とレジスタンスが対立しあう未来の地球が部隊の普通の少女小説とはすこし違う設定と展開。 キャッスル曹長とエイゼン軍曹、ひよっこのラファエルとシドーなどの会話...

ナイフの扱いに優れた、男にも負けない女、キャッスル曹長が率いる部隊に問題児が配属され、少数部隊で任務に当たることに…。治安部隊とレジスタンスが対立しあう未来の地球が部隊の普通の少女小説とはすこし違う設定と展開。 キャッスル曹長とエイゼン軍曹、ひよっこのラファエルとシドーなどの会話、行動も楽しいところ。

Posted byブクログ

2009/10/04

キル・ゾーンシリーズの1作目。「え?これコバルト文庫?!」と思わずにはいられない1冊。密林にゲリラ戦に銃撃に、恋愛は二の次です。けれど各キャラは魅力的だし、お話にも筋が通っていてお勧めです! なにより完結しているのが嬉しい。

Posted byブクログ

2009/10/04

戦場となった近未来の地球が舞台。普段は読まないアクション系だけど、すごく面白かったです。血なまぐさくもないし、作品からは信念を感じます。一筋縄ではいかない話で、ついには舞台が月、火星都市へとスケールが拡大していきます。あらゆる意味で凄い話です。

Posted byブクログ

2010/03/06

全巻揃っていなかったので、今になって探し始めたら、案外あるところにはあるもんで、全巻揃いそう。今更ながらとっても面白いと思う。コバルト文庫でない方が、もっと読者層が広がるんじゃないかなーって、発売当時本屋で店員やっていた私は、ずっと思ってたんだけどな。でも、挿絵が梶原さんで正解だ...

全巻揃っていなかったので、今になって探し始めたら、案外あるところにはあるもんで、全巻揃いそう。今更ながらとっても面白いと思う。コバルト文庫でない方が、もっと読者層が広がるんじゃないかなーって、発売当時本屋で店員やっていた私は、ずっと思ってたんだけどな。でも、挿絵が梶原さんで正解だと思うだに、条件を満たすにはやはりコバルトでなければだめだったのかなぁとも、ジレンマ。挿絵はこのまま、表紙だけもっと少女向け要素を廃した装丁にして、集英社はコバルトではない新版で再発行すればいいと思うよ。

Posted byブクログ

2009/10/04

”誰かを守ろうと思うのならば、それだけ強くならなければならない。愛しているといくら叫んでみても、実際に守りきることができなければ、ただの空しいこだまとして受けとられるだけ。できるかぎりのことをしたから、失敗しても努力は努力として評価される─そんな甘い世界では決してない。”

Posted byブクログ