ムッシュー の商品レビュー

ジャン・フィリップ・トゥーサン(著者),野崎歓(訳者)

2009/10/04

この著者のの小説は、はずれがない。
今回の作品も、はまってしまった。
一番印象に残ったシーンを書きとめておこう。主人公の青年が、知り合って間もない恋人と食事をして、その会計の仕方で悩むシーン。最初は全額払おうとして、やはり割り勘にしようとして、なんだかんだ考えすぎて、結局、四分割にしてその三を自分がその一を恋人が払うなどと提案してしまう。
この作品は映画にもなっているらしい。フランス語わかんないけど、でも見たい気もする。だって、この著者自身が、監督をしたというのだから。
多彩な人なのだろう。

2009/10/04

え、なにこれ、良い？これ良いの？？

2/3まで読んで放り出してしまいました。
最初の方「こじゃれてるなー」「これ原書で読めたらもっと面白いやろなー」なんて思ってましたけど、もう終始「ふーん。あ、そう」の連続。

私は文学かぶれを気取りたいし、「トゥーサンっていいよね」なんて言えたらさぞ格好良かろうし、フランス文学なんていかにもインテリっぽいけど、もういいや。
正直でいいや。

浴室はわりと好きなんやけどなー。

08.01.07

2009/10/04

　どうも、フランスの人が書いた本は、私には馴染みにくいようです。【彼の奥さん】同様、読み勧めながらイライラしました。でも、まあ、このムッシューの場合は、「いるいる、こんなひと」もしくは、ちょっとウチの旦那さんに似てる?というところが、少しは好感が持てたかな?　あと、ハッピーエンドというところも。
　私も、おフランスの小説がサラッと読めるほど大人にならなければ・・・ということでしょうか?

2009/10/04

ムッシューみたいに生きられたら、どんなにこの世が美しく見えることか。
浴室ほどの衝撃は無かったが、フランス文学っていいなぁ、と再認識させてくれた。