そこに僕はいた の商品レビュー
はじめて買った辻さんの本。一部分が学校の教科書に載っていて、全体を読みたくて買いました。子供から大人になるまでの辻さんのお話し。
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辻仁成がみずからの少年時代を語るエッセイ。 軽い語り口で少年時代の個性的な友達や学校生活を愛情を持って思い出している様子が伝わってきて楽しい作品。
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辻さんの青春の通り道で出会った様々なエピソードを綴ったお話。 本のタイトルと同名のお話が私は一番お気に入りです。 そこに僕はいた・・・。 忘れない思い出達が、そこで輝いています。
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少年時代の彼を取り巻く環境や、出会った人達。 読んでいくうちに、あー、こーいう子自分の周りにもいたなぁ、とか、コドモならではの見えないルールとか、 自分の子供時代と重ね合わせて、彼の文章を通して過去の自分の姿を思い返してしまぅのです。 私なんて読み終わってから、自分の子供時代を...
少年時代の彼を取り巻く環境や、出会った人達。 読んでいくうちに、あー、こーいう子自分の周りにもいたなぁ、とか、コドモならではの見えないルールとか、 自分の子供時代と重ね合わせて、彼の文章を通して過去の自分の姿を思い返してしまぅのです。 私なんて読み終わってから、自分の子供時代を過ごした町の地図を描いてみたりしました。 不思議なもので描きだしてみると、友達とジャングルジムの上から見上げた空の色だとか、 大嫌いなマラソンのチェックシートで手を切った事とか、 学校の前に置かれたアヤシイ教材売りのポストだとか 体育倉庫の裏で、大好きな友達のIちゃんと 「どうして女の子同士は結婚できないのかな?」なんて語りあってたこととか。 実に色々と思い出してくるわけです。 あぁ、懐かしい、、、 関係無いけど、去年の夏にそんな思い出いっぱいの小学校を訪れてみました。 10年以上ぶりにみた学校は想像以上に小さくて、流れていった時間の長さを改めて感じたのです。 でも、こういう感傷的な気分になるのも、時にはいいものですねぇ。
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最初に読んだ辻仁成の本で、今でも一番好きな本。 著者の小学校〜高校生の時のおもしろ話がつらつらと。両親の影響で、方言としらずに使っている言葉「いぼる」や、転校を繰り返した「自分」は友達を強烈なストーリとともに覚えているのに、そこでずっと暮らしていた友達は「自分」を覚えていない、通...
最初に読んだ辻仁成の本で、今でも一番好きな本。 著者の小学校〜高校生の時のおもしろ話がつらつらと。両親の影響で、方言としらずに使っている言葉「いぼる」や、転校を繰り返した「自分」は友達を強烈なストーリとともに覚えているのに、そこでずっと暮らしていた友達は「自分」を覚えていない、通過してった出来事なんだ。といった内容が忘れられない。
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