ロビンソン・クルーソー の商品レビュー
自由奔放に生きてきた…
自由奔放に生きてきた主人公。ある日航海の途中で嵐に遭遇し、一人無人島に取り残されてしまった。28年の島での生活の後、無事脱出するまでの物語。
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無人島に一冊だけ本を…
無人島に一冊だけ本を持っていくとしたら?その答えに『ロビンソン・クルーソー』を選んだお話がどこかの本に書いてありましたね。著名な冒険物語の御本家を是非お楽しみ下さい。
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面白いので、すらすら…
面白いので、すらすら読めます。有名な物語。
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ロビンソンクルーソー…
ロビンソンクルーソーって実在したんですね。この間、日本人が、ロビンソンクルーソーが過ごした小屋を、発見しましたね。 実際の話と思って読むと、また違った読み方ができますね
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何があっても 主人公が死なないのは、さながら ダイハードのマクラーレンのよう 児童書のイメージと異なり、キリスト教の教え と 戦うことを恐れない姿勢が 随所に描かれていました 亀の肉と卵が美味しい って 何度か出てくるのが グロテスク
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有名な本なのに、今まで読んでいなかった本。サバイバルの知恵みたいなこと、書かれてるかもしれない…と楽しみにしていたのですが、最初の数ページまでしか読んでいないのに、すぐ眠くなってしまい、断念。とうとう図書館の返却日が来てしまいました。いつか機会があれば、また手に取ってみようと思い...
有名な本なのに、今まで読んでいなかった本。サバイバルの知恵みたいなこと、書かれてるかもしれない…と楽しみにしていたのですが、最初の数ページまでしか読んでいないのに、すぐ眠くなってしまい、断念。とうとう図書館の返却日が来てしまいました。いつか機会があれば、また手に取ってみようと思います。
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すごい細かく島での一人暮らしの様子が描かれていて、ある意味サバイバル系の実用書。キリスト教関連の記述は時代とお国柄の違いを感じつつ。なかなか面白かった。
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世の中のサバイバル・冒険ものはみんな多かれ少なかれ、ロビンソン・クルーソーの影響を受けているんだなぁと実感しました。誰もが一生に一度、読まなくてはいけない本だと思います。 中流家庭に生まれたクルーソーは、親の言いつけを守ってさえいれば何不自由のない暮らしができていたはず。けれど...
世の中のサバイバル・冒険ものはみんな多かれ少なかれ、ロビンソン・クルーソーの影響を受けているんだなぁと実感しました。誰もが一生に一度、読まなくてはいけない本だと思います。 中流家庭に生まれたクルーソーは、親の言いつけを守ってさえいれば何不自由のない暮らしができていたはず。けれど、スリルを求める生来の性格から、19歳の時から航海に出始めます。最初の小さな嵐に遭った時点ではや大後悔。そのあとも大嵐に見舞われて難破したり、海賊に襲われたり、野蛮人の捕虜になったりと九死に一生を得るような目に遭いまくり。なのに自分を破壊するような衝動にどうしても抗えない因果な性分。 延々とループする逡巡の心理描写は、読んでいるこちらとしては、「早く無人島へ行けよ!」とイラつく部分です。あとから、クルーソーの人間的成長を描くのに必要な部分だったとわかりますが。 例の島についてからは、まさにページを繰る手ももどかしいほどの面白さ。デフォー自身の航海や海外の体験をもとに、地に足の付いた些末な描写を書き連ねるのでルポルタージュさながらにリアルです。 例えば遭難当初に、難破船に残った物資を運ぶくだりなど、綿密すぎるくらいに工夫や困難を描写していて、そうだよな〜大変だよな〜といちいち納得してしまいます。普通の作家なら、「船から持ってきた荷物はコレコレだけだった」となにげなく流すあたりです。 その後の食料調達や道具の開発においては言わずもがな。安全な住居を造り、家畜やペット(!)を飼い、土器やパンまで焼くさまにはわくわく。ちまちまと事実の断片(らしきもの)を積み重ねて生み出す説得力にもう、ガツーンとやられてしまうのです。 ダニエル・デフォーの文章は飾り気がなく実用的。美文調とはほど遠い「うまい」文ではないので説得力があるんです。 島に着いてしばらくすると、バチ当たりな不信心者を自認していたクルーソーが、信仰に目覚めていきます。なぜ自分はこんな目に遭いながらも生き延びたのだろう?そもそも、この世界はいったい何なのだろう? 教会もない司祭もいない。それどころか自分以外の人間がいない、罪をおかしてもとがめる者がいない。そんな究極の状況で宗教、信仰の意味とは。冒険小説でありながら、後半はシンプルな宗教論の要素も強めていきます。 ただし、平易で気取りのない文体は相変わらずなので、クルーソーへの共感や応援の気持ちが、そのせいで薄れることはないのです。 私が特に面白いと思うのは、人食いを風習とする野蛮人を殺して良いか迷うところです。今でこそ民族固有の文化は尊重しようとの共通認識が行き渡っていると思いますが、より劣った民族は滅ぼしても良いとの考え方はほんの50、60年前までは当たり前でした。野蛮人に人食いが悪いとの意識はない、ならば殺すことはない…。そんなクルーソーの結論は当時としては非常にリベラルだったんじゃないでしょうか。 また、スペイン人によるペルーの征服が批判的に描かれているのも、当時のヨーロッパ人の考え方がうかがえて興味深いです。 解説によると、デフォーは清教徒として生を受け、イギリスの大変な宗教弾圧の時代を波瀾万丈に生きた言論人。ですから、『ロビンソン・クルーソー』にカトリック批判のプロパガンダ臭がついてまわるのは仕方のないところでしょう。それでも、頭でっかちな思想書をはるかに超えた娯楽性、面白さは否定しようがありません。
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大人になってこんなに引き込まれて読む本も珍しい。 この本は少年向けの冒険の話ということで有名だが、しばしば社会科学の文脈で引用されることも多い、人類の古典と言えよう。僕はそういう社会科学の文献として読んだが、小説としても実に魅力的。 漂流されて一人でサバイバルしてゆく部分は少年に...
大人になってこんなに引き込まれて読む本も珍しい。 この本は少年向けの冒険の話ということで有名だが、しばしば社会科学の文脈で引用されることも多い、人類の古典と言えよう。僕はそういう社会科学の文献として読んだが、小説としても実に魅力的。 漂流されて一人でサバイバルしてゆく部分は少年に、そして大人の男の少年の部分に魅力的にアピールしてくるし、この本の後半になるにつれ、神、宗教の話が多くなり、これは大人でなければ充分な理解は難しいと思われる。たぶん子ども向けの本ではこの宗教の部分は省略されているのではないかと思われる。トータルとしてみると、30歳を超えた人が読むべき本のような気がする。デフォーはこの小説を60歳近くになって書いたらしい。 本当に魅力的な本だ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
無人島に漂流した男が、自給自足の生活を送るアドベンチャー。 単純に冒険物としても楽しめるが、本書はそんな薄っぺらなものではない。 度重なる不運に見舞われながらも、徐々に神を信じ、感謝し、悔い改め、真理をつかんでゆく。憐れなロビンソンの心理的変化を通して、人としてのあるべき姿を描いている。
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