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覇者(上) の商品レビュー

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2010/03/21

歴史に配慮したつくりになっている気がします。 ですから、読んでいても、それほど違和感を感じません。 その意味で、主人公が近づいた人物が、滝川一益というのも、なかなか考えられている気がします。 これが、織田家での有名な武将、羽柴秀吉、明智光秀、柴田勝家など超有名武将だと、歴史...

歴史に配慮したつくりになっている気がします。 ですから、読んでいても、それほど違和感を感じません。 その意味で、主人公が近づいた人物が、滝川一益というのも、なかなか考えられている気がします。 これが、織田家での有名な武将、羽柴秀吉、明智光秀、柴田勝家など超有名武将だと、歴史的に差しさわりが出てくるかもしれません。 が、滝川一益という有名なわりに、あまり歴史的に行動が知られていない人物に主人公を近ずけることによって、うまくクリアしているような気がします。 だって、滝川一益の行動なんて、全く知られていないですからねえ。 さて、この小説、ある意味で主人公が仕えた織田家以上にクローズアップされているのが、武田家です。 武田家対織田家の戦いを、仮装主人公望月誠之助をはさんでながめる小説なんですね。 まだまだ、上巻では、腹の探りあいといったところです。 歴史小説が、好きな人に・・・

Posted byブクログ