ホピ 宇宙からの予言 の商品レビュー
インディアンの代表的な土着部族という事で読んでみた。灰のつまったひょうたん、カチナのガラガラに描かれているカギ十字、太陽の模様などかなり説得力の高い予言ばかりで正直驚いた。
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この本は、1995年に出版された本で、 内容は、「20世紀末の危機感」がテーマと言っていいと思います。 なので、2010年になった今では、古い情報が多いです。 ホピの予言と神話の中にある、人類に対する重要なメッセージを伝える内容ですが、 ほとんどの文章が、「ホピ神話・予言」の信...
この本は、1995年に出版された本で、 内容は、「20世紀末の危機感」がテーマと言っていいと思います。 なので、2010年になった今では、古い情報が多いです。 ホピの予言と神話の中にある、人類に対する重要なメッセージを伝える内容ですが、 ほとんどの文章が、「ホピ神話・予言」の信憑性を、評価したり、評価できなかったり…、 という、沢山の記録やインタビューから引き出した情報との比較、 という印象を受けました。 白黒の写真の掲載があり、そのキャプションに目が惹かれますが、 写真とキャプションの説明が本文にないものが多く、 何のための写真なのか分からず、しかも、 そこを詳しく知りたい、と思うようなキャプションが多かったです。 著者はドイツ人男性という事で、日本語訳の内容は、 英語を日本語訳した文章より、個人的には理解しやすかったです。 最期のほうで、ホピ族の歴史がまとめられていて、 そこは参考になりました。 何度も本文中に出てきた『石版の欠片を持って帰ってくる“白い兄”』の存在は気になります。 それから、これも詳しくは書かれていなかったので残念ですが、 「浄化が終わった後の世界は、全ての物を平等に分け合う世界」 「天空人が、天空に浮かぶ船から人類を見守り、 絶滅の危機に瀕した時には、必要な人間を助けるべく地上に降りてくる」 という部分、『アミ 小さな宇宙人』『戻ってきたアミ』 に書かれている事と一致しているのがとても興味がありました。 でも、タイトルの『宇宙からの予言』というのは、 ホピ族が宇宙を意識している事は書かれていますが、 予言が、宇宙の存在やチャネリングから得たかどうかなどについては、 全く書かれておらず(分からないので書かれていないのは当然ですが) 『宇宙からの予言』という本を読む前の期待感から来る印象は、 内容には無かった、と思います。 原題がどういう意味か分かりませんが、邦題はミスだと思いました。 『アミ』の情報と一致している部分は、本当にごくわずかにしか書かれていないので、 この部分の情報が欲しい人は、他の本を探した方がいいかも知れません。
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