禅入門 の商品レビュー
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作品紹介 禅は世界のあらゆる宗教のなかでも、もっとも徹底した自力の教えであり、教理的にも実際的にも、もっとも確かな人間形成の道である。 本来、それは唯一絶対の真理すなわち真正の悟りを基盤とする宗教として、むろん現代にも妥当し、新鮮な魅力を もちうるはずの宗教である(本書中表紙より引用) 読書記録 一 禅は仏教の母胎 ・宗教の本質 一口に救済といっても低次の救済と高次のそれとの区別がある(16頁)。 宗教といいながらも、それに高低の区別がある一つの根拠は、その説くところの救済の高低にあるのである。宗教を批判し検討するにあたっての重要な基準の一つがここにあることを、この際、とくに指摘しておきたい(17頁)。
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臨済宗を基調とした禅の入門書。 「禅とは何か」「禅とは何でないか」「禅と日本文化」の3つについて書かれている。
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