HARD LUCK(part1) の商品レビュー

菅野彰(著者)

舞台はちょっと未来の…

[文庫ＯＦＦ]

舞台はちょっと未来のロサンゼルス。引退した相棒の代わりにやってきたのは、自暴自棄とも言い難い捜査をする少年のような青年、タクヤ・コウガミだった。お節介焼きのエドワードはそんな危なっかしいタクヤの面倒を見るはめになり、彼が追っている犯罪者ジェイドを一緒に追うことになる。-　-　-ちょっと未来、というのは訳があるのですが、この本では普通に現代の物語として読むことが出来ます。未来設定はちょっと……と倦厭される方も大丈夫、と太鼓判を押せる一冊。内容はいつもの菅野節がびしばし出ている感じの、明るい中

2009/10/04

全２　『ＳＡＮＴＡ　ＢＡＢＹ』
『ＰＡＲＡＤＡＩＳＥ　ＯＮ　ＴＨＥ　ＥＡＲＴＨ』全２と続くニューヨーク刑事物。
家族を唐突に失った主人公は、何も手には残らないと思いさだめて生きてきた。変化が楽しく、切ない。
ＹＡ
「前にデビィが言ったんだ、幸福を知れば不幸がどんなものだったかがわかるって」
一部ラストまぎわの主人公の台詞
ＡＣです。