グリコ日記 の商品レビュー
名古屋の小島吉孝さんが、昭和16年~20年の12歳から16歳の間につけていた当時の日記。グリコ日記とは、グリコの引換賞品として人気のあったもので、後に一般書店などでも売られるようになったもの。 初期の頃はどこか遠くの話であった戦争も、昭和19年頃からは身近なものになっていく様子...
名古屋の小島吉孝さんが、昭和16年~20年の12歳から16歳の間につけていた当時の日記。グリコ日記とは、グリコの引換賞品として人気のあったもので、後に一般書店などでも売られるようになったもの。 初期の頃はどこか遠くの話であった戦争も、昭和19年頃からは身近なものになっていく様子が坦坦とした様子で書かれている。 毎日のように昼夜の区別なくB29が来襲し、友人たちが一人また一人と出征していく。授業はほとんどなくなり毎日が動員作業。でも、そんな状況であっても休みの日には友達と映画に行ったりしている。 当時を知るうえでとても貴重な資料だと思う。
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