『方法序説』を読む の商品レビュー
本書で引用されている本文(『デカルト全集第6巻』)は、岩波文庫『方法序説』と比べてたいへん読みやすい日本語(といっても訳文訳文している感じは多い)になっている。 「テキスト」「注釈」「解説」と分かれており、まあいわば大学の哲学科のテキストのようで入門書としてわかりやすい。 とい...
本書で引用されている本文(『デカルト全集第6巻』)は、岩波文庫『方法序説』と比べてたいへん読みやすい日本語(といっても訳文訳文している感じは多い)になっている。 「テキスト」「注釈」「解説」と分かれており、まあいわば大学の哲学科のテキストのようで入門書としてわかりやすい。 というわけで、本書でなんとなくアウトラインがわかったので、今一度『方法序説』に戻れば理解が深まると思う。 今度は読みづらい文庫ではなく『デカルト全集』にあたろう(笑)。 ほかに「普通の日本語」で訳された本があればいいのだが……
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