吸血の家 の商品レビュー
足跡のないトリックには心底驚きました! 蘭子シリーズは好きですが、不安でなにかがおきそうな雰囲気はシリーズのなかでも一二を争うかも! ぜひ〜
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本作を読んでいる最中から読み終わるまでずっと感じていたことがあります。 それは、 「なんか………………………………………………………………………………………………地味だな………………………( ˘-˘ )チーン」 人狼城とか魔術王とか双面獣に比べるのは酷だと重々分...
本作を読んでいる最中から読み終わるまでずっと感じていたことがあります。 それは、 「なんか………………………………………………………………………………………………地味だな………………………( ˘-˘ )チーン」 人狼城とか魔術王とか双面獣に比べるのは酷だと重々分かってます。 本作は著者初期の作品なので、私が二階堂作品に対して持っている豪華絢爛な「殺人・オン・ステージ(←)」なイメージは、まだその片鱗を見せているに留まっているのでしょう。 それにしたって、 美しすぎる三姉妹、 一族に伝わる不吉すぎる言い伝え、 怪しすぎる霊媒師、 足跡なさすぎる殺人事件×3、 いつも通り多すぎる注釈←、 過剰サービスはいつも通りだというのに、漂うこの地味な印象…………。後期の(というか比較的最近の)蘭子シリーズに比べると、やっぱりどうしたって雰囲気の盛り上がりに欠けるなー。 蘭子が実際に現場に立ち会った事件のトリックも「ふーん( ˘-˘ )」な感じだったんですが。 20年以上前の足跡無き殺人のトリックはすごかった。 これだけで巻き返した感すごい。映像で想像するだに恐ろしい事件とその真相指摘に敬意を評して、作品全体の評価は星二つに留まりますが、星三つ付けさせていただきます!(普通)
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蘭子シリーズ再d(ry 今んとこ蘭子シリーズではこれが一番好きだなー。 遠隔殺人トリック連発なんだけど、それがバラエティに富んでいるし、ラストで戦中の事件の真相が暴かれた時のカタルシスがすごい。 舞台の『細雪』みたいなお耽美さもいいんだー。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
二階堂蘭子シリーズ 二階堂家の親戚筋が経営する旅館・翡翠館で戦争中に起きた脱走兵殺害事件。被害者はかつて翡翠館を経営する雅宮家の長女・絃子と駆け落ちした井原一郎。雪の中に倒れていた井原。現場には発見者である絃子の足跡のみ。当時から暗躍する毒殺魔。 紫煙に現れ事件を予告する謎の人物。雅宮家で行われた交霊会で起きた連続殺人事件。被害者が雅宮家の次女・琴子の元夫・滝川。密室で日本刀に刺された滝川。滝川と組んでいたインチキ霊能力者大権寺瑛華。彼女の遺体がテニスコートで発見されるが・・・。足跡のないテニスコート。三女・笛子を産んだ時の状況に隠された秘密。日本画に隠された謎。 削除
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結構分厚くて、大変そうかな??と思ったけど、面白いから結構すぐ読めました。 この作家さん読むのはじめてでしたが、文章もなじみやすく、読みやすい。 また次も読もう 雪の上の犯人の足跡がないトリック。。。 なるほどね って感じでした♪
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