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夫婦公論 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2023/09/21

小池真理子さんがご主人の藤田宜永さんを亡くした後に書いたエッセイ月夜の森の梟を読み、藤田さんの作品も読んでみたくなりました。未だ藤田さんの小説は未読ですが、ご夫婦のリレーエッセイを読み、素敵なご夫婦だなと思いました。続編もあるかもと書いてありましたが、藤田さんがいない今、おふたり...

小池真理子さんがご主人の藤田宜永さんを亡くした後に書いたエッセイ月夜の森の梟を読み、藤田さんの作品も読んでみたくなりました。未だ藤田さんの小説は未読ですが、ご夫婦のリレーエッセイを読み、素敵なご夫婦だなと思いました。続編もあるかもと書いてありましたが、藤田さんがいない今、おふたりの掛け合いはもう読めないと思うと寂しいです。巻末の解説が山田詠美さんだったのも嬉しかった。

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2023/04/30

藤田宜永(ふじたよしなが)氏が、逝去されたとのこと。 1950年生まれの方なので、69歳で亡くなられました。 若くして病没されたのですが、40歳位の時に軽井沢に引っ越してきたようで、以後、同地に在住していたようです。 氏の作品を読んだことがなかったので、どのような方かと思い、こ...

藤田宜永(ふじたよしなが)氏が、逝去されたとのこと。 1950年生まれの方なので、69歳で亡くなられました。 若くして病没されたのですが、40歳位の時に軽井沢に引っ越してきたようで、以後、同地に在住していたようです。 氏の作品を読んだことがなかったので、どのような方かと思い、この本を手にしました。 この作品は、氏が43~45歳位の時に書かれたものです。当時の生活の様子が書かれており、幸福な時期が確実にあったことが偲ばれます。 返却のため、70頁にて、中断。

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2023/03/22
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 藤田宜永(1950年生まれ、2001年「愛の領分」で直木賞)小池真理子(1952年生まれ、1996年「恋」で直木賞)ご夫妻の「夫婦公論」、1995.6発行です。読んで仲の良さが偲ばれます。どんなテーマで公論してるかが面白いのかもしれません。スポーツ観戦、お立ち台ギャル、デブとヤセ、初めてのうんこ、好みのタイプ、社会の窓・・・等。1990年夏に都内の1LDKから軽井沢に引っ越し、1万冊以上の本が落ち着き、動物との暮らしを楽しんでるそうです!  夫婦で作家と言えば、すぐ浮かぶのは三浦朱門&曽野綾子、吉村昭&津村節子、藤田宜永&小池真理子の3組。いずれも素晴らしいカップル、そして6人とも偉大な作家。ただ、男性がみんな故人は淋しいです。藤田宜永&小池真理子「夫婦公論」、1995.6発行、再読。仲の良さが伺える作品です。

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2011/09/03

1995年出版当時が結婚12年位だったので今年は銀婚式を迎えたころだろうか?? 50のテーマに交換日記みたいに夫婦それぞれの思い、考えをありのままに書いている。 ひとつのテーマでこれほどオトコとオンナの考えかたが違うとはとても面白くまた参考になる。 新婚夫婦が本当の夫婦になる早道...

1995年出版当時が結婚12年位だったので今年は銀婚式を迎えたころだろうか?? 50のテーマに交換日記みたいに夫婦それぞれの思い、考えをありのままに書いている。 ひとつのテーマでこれほどオトコとオンナの考えかたが違うとはとても面白くまた参考になる。 新婚夫婦が本当の夫婦になる早道は「初めてのうんこ」・・・・等々。 現在夫婦仲が悪いところはぜひ読んでもらいたい、きっと参考になるだろう。

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2019/01/16

かなり昔に書かれたものなので、出てくるのが「ジュリアナ東京のお立ち台ギャル」とか、時代遅れの感は否めませんが、藤田さんと小池さん、お二人ともとても文章が読みやすく、かつ「そうそう、わかるわかる!」と(主に小池さんに)言いたくなるような夫婦論。 私は藤田さんの本は読んだことがなく...

かなり昔に書かれたものなので、出てくるのが「ジュリアナ東京のお立ち台ギャル」とか、時代遅れの感は否めませんが、藤田さんと小池さん、お二人ともとても文章が読みやすく、かつ「そうそう、わかるわかる!」と(主に小池さんに)言いたくなるような夫婦論。 私は藤田さんの本は読んだことがなく、小池さんは「恋」とかその他数冊を読んだことがあって、その印象からなんとな~くお高くとまってる人なんじゃないか? なんて思ったら、この文章からするととてもきさくで素敵な方だなぁ、という印象に変わりました。 とにかく、いろいろなテーマでお二人が交代で文を書いてらっしゃるのですが、ホント「そうそう、まったく男ってやつはさぁ」って共感したくなるようなことばかりでした。

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2020/06/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館の本 内容(「BOOK」データベースより) 夫婦生活、50の難関。卓越の筆づかい。歯に衣着せぬ内容。夫婦の機微を描き切った、これぞエッセーの名作。 近頃小池真理子さんの作品にはまっておりまして、彼女の作品ってどんなのがあるかしら?と思って調べておりました。 だんな様も作家なのね。しかし、読んだことない。 どんな作家さんか気になるけどどれから読もう?と思ったときに夫婦でエッセーがあると知って借りてきました。 面白かった。 きっちり役割というか、男と女の考え方の違いと生活が垣間見れて面白かったです。 うん、これならだんなさんの作品も彼女のエッセーも面白そう。 食べ物の話がおもしろかった。 そして脂肪の話。ふぅん。

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