山霧(上) の商品レビュー
大河ドラマ『毛利元就…
大河ドラマ『毛利元就』の原作にもなった作品です。おかたの明るいキャラクターが魅力的!
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室町末期、中国地方の…
室町末期、中国地方の武将毛利元就とその妻おかたを描いています。「陰」の元就と「陽」のおかたのバランスの良さが読んでいて面白いです。
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毛利元就とその妻おか…
毛利元就とその妻おかたとが、二人三脚で戦国の世を生き抜いていく様が描かれる。慎重居士の元就と明るく楽天的なおかたとのペアがとても楽しい。永井さんの著作では「この世をば」と並んでおすすめの作品。
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柑子色の灯 千法師 鷹の羽 細越峠 転機 地獄耳 絵図 著者:永井路子(1925-、文京区、小説家)
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大河ドラマ原作だったので読みました。謀将、智将であった毛利元就の人間的な面を描いています。 美伊の方がなくなるまで側室を持たなかったこと、美伊の方が亡くなった後の毛利元就の手紙で亡き妻を偲んでいた事実から推測される愛妻家という新しい毛利元就像を教えてくれます。 司馬遼太郎の功名が...
大河ドラマ原作だったので読みました。謀将、智将であった毛利元就の人間的な面を描いています。 美伊の方がなくなるまで側室を持たなかったこと、美伊の方が亡くなった後の毛利元就の手紙で亡き妻を偲んでいた事実から推測される愛妻家という新しい毛利元就像を教えてくれます。 司馬遼太郎の功名が辻と双璧をなす夫婦二人三脚の戦国武将のストーリーです。 一気に読みました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
地元の武将なので、毛利は贔屓です。元就はダークなイメージが強いですが、戦国の世はこんなものでしょう。聡明な妻をもらったことが、良かったと思わせるお話です。
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(1997.03.20読了)(1997.01.18購入) 毛利元就の妻 (「BOOK」データベースより)amazon 十六世紀初め、土豪たちがひしめく中国山地の小領主、毛利元就のもとに、「鬼」といわれる吉川国経の娘が輿入れした。権謀術数うずまく乱世にあって、ふたりは否応なく戦国の...
(1997.03.20読了)(1997.01.18購入) 毛利元就の妻 (「BOOK」データベースより)amazon 十六世紀初め、土豪たちがひしめく中国山地の小領主、毛利元就のもとに、「鬼」といわれる吉川国経の娘が輿入れした。権謀術数うずまく乱世にあって、ふたりは否応なく戦国の夫婦として生きていくことになる。互いに支え合い、やがて元就は頭角をあらわし名将への道を歩み始め、ふたりのつむぐ明るい未来は近づきつつあった。 ☆関連図書(既読) 「毛利元就(上)」内館牧子著、日本放送出版協会、1996.12.07
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この作品は、戦国の雄、毛利元就の妻を主人公にした小説です。 毛利元就は、中国地方全てを掌握した戦国大名として知られていますが、この物語は毛利元就の立身出世を描いたものではありません。 描かれているのは、安芸の少領主である元就が、強国の狭間で生き抜く辛酸難苦の日々です。 永井...
この作品は、戦国の雄、毛利元就の妻を主人公にした小説です。 毛利元就は、中国地方全てを掌握した戦国大名として知られていますが、この物語は毛利元就の立身出世を描いたものではありません。 描かれているのは、安芸の少領主である元就が、強国の狭間で生き抜く辛酸難苦の日々です。 永井路子は、中世の女性の役目を「セックスを伴った外交官」と定義しています。 女性が嫁ぐことによって、嫁ぎ先に実家の利益を誘導させるのが女性の役目ですから、夫婦の間にも常に緊張感が漂っています。 夫婦間の疑惑、主君と家臣間の不信、小領主同士の綱引き、そして大国の圧力といったように、全ての人間関係がスリリングに展開します。 それぞれの「家」の思惑で結婚したふたりの男女が、子供をつくることで少しづつ距離を近づけて家をもり立てていく夫婦の共同作業に転化していくあたりが丁寧に描かれています。
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次の旅行は山口県にいってみたいなぁ、 という単純な動機からはじめて手にとった毛利元就に関連する本 カレがどうやって強力な地盤を作り上げたのかを無知の状態で読んだので、先を思いながらハラハラ。 あっけらかんとした嫁と陰鬱な旦那のやりとりにほのぼの。 四季おりおりの表現が短歌の...
次の旅行は山口県にいってみたいなぁ、 という単純な動機からはじめて手にとった毛利元就に関連する本 カレがどうやって強力な地盤を作り上げたのかを無知の状態で読んだので、先を思いながらハラハラ。 あっけらかんとした嫁と陰鬱な旦那のやりとりにほのぼの。 四季おりおりの表現が短歌のように美しく、 読んだだけで雪の中のお城や晩秋にいる気分に。
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永井先生の作品はほぼ読みましたが、中でもお気に入りの作品。毛利元就と奥さまの物語。元就好きにはたまらない感じです。 上下巻。
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