与える愛に生きて の商品レビュー
瀬戸内寂聴氏が、出家後先人達に想いを馳せて書き上げたもの。兼好、道元、最澄である。 兼好は、30くらいに出家、遁世しますが、自由な立場で俗世とかかわり、人間的な側面をみせてくれます。徒然草を改めて見返してみたくなります。
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出家をした著者が、自分より前に出家した人たちの生涯を追っていく。 兼好法師、道元、最澄のそれぞれの著書などから、彼らの性格や心のあり方を捉えた本。 教科書だと、なんとなく悟りを開いた人たち、無常観を語った人たちと一緒くたにされがちですが、読んでみて驚きました。 無常観だけでも...
出家をした著者が、自分より前に出家した人たちの生涯を追っていく。 兼好法師、道元、最澄のそれぞれの著書などから、彼らの性格や心のあり方を捉えた本。 教科書だと、なんとなく悟りを開いた人たち、無常観を語った人たちと一緒くたにされがちですが、読んでみて驚きました。 無常観だけでも、全く感じかたの違う3人。 個人的には道元の意思の強さに魅力を感じました。
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