運命的恋愛論 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なんつぅか、中身のわかりにくい説明文だ。 一つ目は、沖田将司と北川義則の恋愛の始まりを書いてある話。 「恋を始める微妙な感情」って書いてあるけど、いっつも思うんだが、これを本当にちゃんと書ききれてる本って少ないんだよね。 案の定、これもちょーっと、難しかったかな。 本人の気持ちは、本人にしかわからないんだよね。 だから、外から読んでる人間には、「そんなに簡単に流されていいのか!?」って気分になっちゃう。 恋愛に周りを納得させるだけの理由をつけるのは難しい。 二つ目は、印南貴博と、龍一郎、久保田敦と、沙也加の恐るべき四角関係な話。 いきなり犬が人間になっちゃったりとか、ありえないこともいっぱいありつつ、すっげぇ、中途半端なところで終わる。 誰が一番好きだとか、そういうの関係無しに、終わる。 えええええええっ!? みたいな。 個人的には消化不良です。 まぁ、絶対に誰かを選べってのは、実際の生活考えたら難しいんだけど。 小説だと期待している終わりが確実にあるわけで。 そうじゃないと、文句を言ってしまう。 三つ目は、一番目の二人のその後……みたいな話。 いきなり名前で呼び合ってるか、誰なのかわからなかった。 世の中には、最低な大人しかいないのか……といいたくなる話。 なんでこー、変な先生しかいないんですか? もうちょっと、まともな人間もいるよーっ!! って自己主張したくなるのは、僕が大人になった証しなのかしら? それもそれでイヤだ。
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