つきよに の商品レビュー
「つきよに」はまあなんてことない話だけど、「やさしいたんぽぽ」「きつねの窓」は安房直子らしい寂しく切ない話。 「やさしいたんぽぽ」なんて、子どものとき読んでいたら、えっ、その汽車が行くところって、もちろん「やさしい飼い主」のところじゃないよね・・・とトラウマになりそう。大人になっ...
「つきよに」はまあなんてことない話だけど、「やさしいたんぽぽ」「きつねの窓」は安房直子らしい寂しく切ない話。 「やさしいたんぽぽ」なんて、子どものとき読んでいたら、えっ、その汽車が行くところって、もちろん「やさしい飼い主」のところじゃないよね・・・とトラウマになりそう。大人になった今読んでも、拾ってきた犬猫を再び捨てさせられたことを思い出してしまった・・・。 でも、この暗さ、切なさが良いんです。子どもだって楽しいばかりの毎日を送ってるわけじゃないんだからね。 「ひぐれのお客」は安房直子の繊細な色彩感覚が感じられる、いいお話し。
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みじかい話が5こ やさしいお話ばかり かさ職人の「青い花」 冬のはじめの日暮れのお裁縫屋さんに猫がやってくる「ひぐれのお客」 がすきだなぁ 色は色でも 色んな匂いや音がするんだなぁ‥!
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小学生のときに読んで、ずっと心に残っている本です。「つきよに」「きつねのまど」「ひぐれのおきゃく」「青い花」が収録されていたと思います。どのお話も色彩感覚が豊かで、色えんぴつで描かれた挿絵によっていっそう引き立てられています。
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