ハーネス 光と愛の絆 の商品レビュー
盲導犬のことをあまりに何も知らないので、どういう風に盲導犬が誕生するのかなど、全体的に分かる本はないかと思い見つけました。 実は読もうと思っていた本はこれではなくて、2010年に発売された本でした。 でも結果的にこの本を最初に読めてよかった。 本が発売された94年は今以上に...
盲導犬のことをあまりに何も知らないので、どういう風に盲導犬が誕生するのかなど、全体的に分かる本はないかと思い見つけました。 実は読もうと思っていた本はこれではなくて、2010年に発売された本でした。 でも結果的にこの本を最初に読めてよかった。 本が発売された94年は今以上に盲導犬が珍しかった時代。 今電車やバスに一緒に乗れたり、一緒に入れるお店が増えているのも、こうした最初の盲導犬ユーザーの力なんだなと思いました。 一頭の盲導犬育成のためにたくさんのボランティアの力で成り立っていることを知りました。 繁殖犬ボランティア、赤ちゃん時代を過程で育てるパピーォーカー、そして引退した犬を自宅で引き取るボランティア。 ほんとにありがたいですね。 この本を読んで、盲導犬に対するイメージが大きく変わりました。 ずっと、犬としてかなりの制限をかけられて、人のために尽くすなんてかわいそうだと思っていました。 でも、そんなことないんですね。 主人と一緒に歩くこと、仕事することが大好きなんだなと思いました。 盲導犬の歴史や20年前の状況が分かっただけでなく、私の気持ちが大きく変わったそんな一冊でした。
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