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文章を書くこころ の商品レビュー

3.9

16件のお客様レビュー

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2012/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いわゆるテクニック面の本というよりは、精神面や作法面に関しての本。 とくに、手紙に関してはまるまる一章使って述べている。 若干くどいところがある。 表現の変化、接続語や指示語を減らすなどはなかなか実践的。 物を書くことに苦戦しているならば、一度読んでみる価値あり。

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2015/05/12

『読書百編、意自から通ず』 その時は意味がわからなくても、何度も繰り返し読むことで身に入る。ここで大事なのは声に出して(頭の中でもいい)読むことだ。いつか意味が分かるようになった時、それは自分のものになっている。美しい文章の書き方も読むことで身につく。これは他の著書でも書いていた...

『読書百編、意自から通ず』 その時は意味がわからなくても、何度も繰り返し読むことで身に入る。ここで大事なのは声に出して(頭の中でもいい)読むことだ。いつか意味が分かるようになった時、それは自分のものになっている。美しい文章の書き方も読むことで身につく。これは他の著書でも書いていた。著者が伝えたい大事なことなのだろう。 文章にもトレンドがある。句読点の付け方や段落の付け方は時代とともに変化していくものらしい。古文とまでいかなくとも10年ほどで変化するというから面白い。 文章のトレンドと同じく言葉にも新しいことが古い言葉がある。作家は古いものを好む。なぜなら新しい言葉は消えてしまうから。 あとがきに、この本は3回改良して出版されたと書いてある。今回は第6章として先人たちの手紙の話が追加された。しかし恥ずかしい話、文章が難しくて読むことができなかった。 この本を読むと手紙が書きたくなる。文章に大切なのは心。技術は心を伝えるためにあるのである。

Posted byブクログ

2011/06/12

思考の整理学の著者が書いていたので手に取った。「文章を書く」ことについて外山先生がこれまで心がけてきたことを書いている。シンプルに締まった文章、味わい深い文章、とは。時に日本語の特徴を踏まえながら、また新聞の投書や手紙を例に出しながら綴っている。 文を書くことを楽しんでいる方なの...

思考の整理学の著者が書いていたので手に取った。「文章を書く」ことについて外山先生がこれまで心がけてきたことを書いている。シンプルに締まった文章、味わい深い文章、とは。時に日本語の特徴を踏まえながら、また新聞の投書や手紙を例に出しながら綴っている。 文を書くことを楽しんでいる方なのだなぁという雰囲気が伝わってくる。この投書はこうすると良いよね、面白いよねと語りかける感じ。

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2011/01/10

「文章を書くこころ」4 著者 外山滋比古 出版 PHP文庫 p154より引用 “自分の書いた文章がなだらかに読めないようでは、 他人が読んでわかりやすいわけがない。” 英文学者である著者による、 文章を書く為の方法をまとめた一冊。 文章を書く心のあり方から、 偉人達の送りあ...

「文章を書くこころ」4 著者 外山滋比古 出版 PHP文庫 p154より引用 “自分の書いた文章がなだらかに読めないようでは、 他人が読んでわかりやすいわけがない。” 英文学者である著者による、 文章を書く為の方法をまとめた一冊。 文章を書く心のあり方から、 偉人達の送りあった書簡の紹介まで、 具体的な方法と共に記されています。 上記の引用は、 第四章の締めの一文。 私の場合、 文章の前の段階である手書きの文字に、 この引用があてはまってしまいます。 時々走り書きのメモなどは、 何を考えて書いたのか分からない物が出てきてしまいます。 p43“足りないのは才能ではなく、精進と努力である。”と、 著者の言うとおり私の精進が足りないだけですが。 この読書録を書き始めてしばらく経ちますが、 私の文章は少しは読みやすくなっているのでしょうか? とりあえず自画自賛しながら続けたいと思います。 文章を書くのが苦手な方に。 ーーーーー

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2010/03/18

文章を書く上での心得。難しいことは何も書いていない。ふだん、文章をよく書く人も書かない人も、読めば何かしら得るものがあるはず。

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2014/02/15

文章を上達させるためにはまずとにかく書いてみる。 そして上手になりたいと願いながら努力する。 不必要に読みにくい文章は筆者の思い上がりである。読みにくい文章がいいわけない。 論文を書くときはパラグラフを繋げて書く。レンガのように積み重ねる。外国語の論文がしっかりしているのは単位と...

文章を上達させるためにはまずとにかく書いてみる。 そして上手になりたいと願いながら努力する。 不必要に読みにくい文章は筆者の思い上がりである。読みにくい文章がいいわけない。 論文を書くときはパラグラフを繋げて書く。レンガのように積み重ねる。外国語の論文がしっかりしているのは単位としてパラグラフが堅固だから。

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