江戸商売図絵 の商品レビュー
江戸時代の図版を基に…
江戸時代の図版を基に筆者が絵を描き起こし、説明を加えた本。内容が濃いです。
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江戸時代の様々な職業…
江戸時代の様々な職業について史料に基づいたイラストと説明が施されています。
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多分一生読み終わらないと思う。笑 多分この本は初めから終わりまでお行儀良く読むよりも、 思いついた時に好きなところをパラっとめくった方が面白い。 過去にこんな仕事があったとは!と驚かされた一冊。 江戸時代もまた個の時代。 自分で生業を選び、クリエイティブしていた時代なのだった...
多分一生読み終わらないと思う。笑 多分この本は初めから終わりまでお行儀良く読むよりも、 思いついた時に好きなところをパラっとめくった方が面白い。 過去にこんな仕事があったとは!と驚かされた一冊。 江戸時代もまた個の時代。 自分で生業を選び、クリエイティブしていた時代なのだった。 歴史は繰り返している。 これからの生き方のヒントにもなる一冊だった。
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江戸時代のあらゆる職業を、絵・文献・筆者の補足で説明しています。鏡研ぎなど「そんな仕事まであったのか!」と思うものまであり、当時の商売の活発さを垣間見られます。ただ長いので、全て読むのは大変だと思います。
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まっとうな商売から、ちゃらんぽらんな商売まで。 ニッチな商売が成立する江戸の文化度の高さがうかがえる。
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江戸期に数多く存在した商売の種類やその有り様を、膨大な原典から採画し、簡単な解説を付した絵解き図。 300を超える種々の商いを、衣・食・住、薬・旅などの項目に大まかに分けて紹介している。 淡々と各商売を1~2ページで絵と文で説明する形式で、読み初めは途中で退屈するかな?と思った...
江戸期に数多く存在した商売の種類やその有り様を、膨大な原典から採画し、簡単な解説を付した絵解き図。 300を超える種々の商いを、衣・食・住、薬・旅などの項目に大まかに分けて紹介している。 淡々と各商売を1~2ページで絵と文で説明する形式で、読み初めは途中で退屈するかな?と思ったが、いやいやこれがとてもおもしろい。 細かい分業がなされていたり、商売ごとに制服のように決まった服装があるものがあったり、かけ声に特徴のあるものがあったり、時代とともに消えていったものがあったり。 『誹風柳多留』等から取られた各商売を読み込んだ川柳も添えられ、イメージを掴む一助となっているのもよい。 初めから眺め、巻末の索引を見ながらまた見返す。 出典・参考文献が丁寧に記載されていて、その数に圧倒される。 自分だったらどの商売がいいかなぁ・・・? 適性は全くないと思うが、薬を売る客集めをしていたという「居合抜き」。これ、やってみたいなぁ。 やりたいというわけではないが、印象に残ったのは「鳥刺し」。将軍家の鷹に与える雀を捕る商売だが、なるほどそういう仕事もあったんだねぇ。何か、物語を感じる職業である。 「願人坊主・物貰い」の章は、金を乞うにもさまざまな工夫が凝らされていて、したたかというか生命力があるというか、何だかすごい。 江戸期の庶民のざわめきが聞こえてきそうな好著。 *元は青蛙房から出ていた本を、新装版として出版したものという。 *以前、北斎漫画の解説だったか、北斎が、コンパスに似た道具「ぶんまわし」を使っていたという話を読み、どんなものかなと思っていた。本書の「上絵(うわえ)師」の項にありました。「分廻し」と称し、竹製で一方に筆を取り付けて使用したとのこと。なるほど、コンパスによく似ている。 *「百獣(ももんじ)屋」の項。獣の肉で、牡丹は猪、紅葉は鹿だが、これは「牡丹に唐獅子」、「紅葉ふみ分け鳴く鹿の」から来ているとのこと。へぇぇ。こういう豆知識も楽しい。
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