首飾り の商品レビュー

雨森零(著者)

2012/09/09

小さい集落で育った３人の男女が、成長していく過程でその関係性を様々に変えていくストーリー。
日本語が美しくて、情景描写が素晴らしい。
その分、グロテスクに響く箇所もあるけど。

2010/08/25

文字の力を思い知った本です。
事細かで繊細な活字は、この本独特の美しい世界観をわたしの目の前に広げてくれました。

これから先も、ここまで幻想的で切ない素晴らしい本にはそう出会えないのではないかと思うほど、よくできた本だと思います。

2009/10/07

2003/12/18〜12/23
自然の描写が美しかった。3というのはバランスを崩しやすい数字だなと思った。
『ナナ、オレガシンダラ、カナシイ？』170P

2009/10/04

かえるをふくらまして爆発させたり、なんか禁断の愛があったり、こどもにとってはグロもエロも入ってる本だった気がする。そんな感じでこどもだった私にとっては刺激の強い一冊。でも全体がとてもきれいな空気が包んでいてその中の思い出は宝物のようだった。男の子二人と女の子一人のお話。運動神経のいい３人がうらやましかった。女の子はめがねをかけていた。屋根裏のエピソードが印象的。そういえばこの本との出会いは塾の国語の問題だったような