明日吹く風のために… の商品レビュー

天海祐希(著者)

2021/08/28

天海祐希さんはドラマなどでもよくお見かけして素敵な女優さんだなと思っていました。本書を読んで、天海さんの仕事や人生に対しての真摯な向き合い方に胸を打たれ、ますます好きになりました。宝塚のシステムや舞台裏についても初めて知り、とても興味深かったです。

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私の「今」は　私が歩いた道　全てを表している
それが　顔に現れる様に
それが　生き方に現れる様に
「今」の私は　己の歴史を背負っていると思っている
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「今」にフォーカスして、今自分ができることを精一杯頑張っていこうと、元気をもらいました。

2019/11/14

1995年発行の天海祐希さんの自伝。
生い立ちから宝物に入り引退するまで。
自分軸の生き方、後輩の未来を意識して声を上げること、素直に謙虚に聞くこと、全てにおいてカッコよくこんな女性になりたい

2013/01/04

父が盆暮の付け届けに行った先で
必ず何かしら図書館のリサイクル本をいただいて帰ってくるのだが
これはその中の1冊だった。
天海祐希さんが宝塚を退団する直前に書かれた本らしい。
本名とかバリバリ晒しちゃってるけどすみれコードは大丈夫なのか(￣∇￣;)
などと若干心配になる（笑）。

宝塚音楽学校は厳しいというのは常々聞いていたが
厳しさの種類が想像していたものとはちょっと違ってたのが目から鱗だった。
自治権がちゃんとある、というか、
生徒の裁量に任されてる部分が案外多いんだなと。
それ以外にも知らなかったことやイメージを塗り替えられたことが多かった。

2009/10/04

私の真実（ほんとう）の心をあなた達に贈る！
「宝塚での生活があったからこそ、私は今の私でいられる。宝塚での生活があったからこそ、これからの私の人生がある」1985年に宝塚音楽学校にトップで入学。そして、93年に「月組」のトップスターとなり、ファンはもちろん、老若男女を越え多くの人々を魅了した著者が語る「私と私にとってのタカラヅカ」。トップゆえの心の葛藤、厳しい上下関係、同期との深い絆……。そこから“アマミ”にしか語れない美意識、価値観を学びとる。