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ぼく、半分日本人 の商品レビュー

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2009/11/17

この本は、お父さんは中国残留孤児であり、妹と三人に日本人として帰国し、お母さんは一人だけ中国にいる、自分は半分人だと思っている中 繁彦さんを書いた本だ。筆者は自分の小学校五年からの思い出でも言える本と思う。その時の筆者は帰国したばかりで、お父さんは毎日木偶ばかり彫り、日本語もでき...

この本は、お父さんは中国残留孤児であり、妹と三人に日本人として帰国し、お母さんは一人だけ中国にいる、自分は半分人だと思っている中 繁彦さんを書いた本だ。筆者は自分の小学校五年からの思い出でも言える本と思う。その時の筆者は帰国したばかりで、お父さんは毎日木偶ばかり彫り、日本語もできず7歳の妹の学校に無関心だったので、それにきっかけとして、兄弟二人はお父さんの昔のことを他人に調べ、お父さんの子供のことやお母さんとの出会うことなどを知ってきた。そしてお父さんの気持ちも理解する幸せな話と思う。筆者の両親は不思議な結びだと感じた。戦争時代、敵とも言える二人はお互いに傷を慰めた。筆者の妹は7歳なのに、お父さんの過去を聞いてる時、涙だらけだったり、お母さんは自分日本にいられないことを知っていた時も、笑いながら納得したりした。私は感じたことが山ほどあるが、一番言いたいのは家族で、お互い理解すれば、どこにいてもいいだと思う。

Posted byブクログ